2021.11.30
龍谷大学国際学部特別講演会「水俣病から 今 学ぶべきこと」アイリーン・美緒子・スミス氏を招いて開催
【本件のポイント】
- 公開中の映画「MINAMATA~ミナマタ~」のモデルとなった写真家 故Wユージン・スミス氏と活動を共にされたアイリーン・美緒子・スミス氏による対面での講演会
- 公害病の原点・水俣を思いつつ、将来のあり方を共に考える
【本件の概要】
龍谷大学国際学部(京都市伏見区)では、12月9日(木)にアイリーン・美緒子・スミス氏による特別講演会「『水俣病から今学ぶべきこと』公式確認から65年 誰もが生きがいを感じられる社会へ」を対面にて開催します。
現在、映画「MINAMATA」が公開されています。アイリーン・美緒子・スミス氏は、世界的写真家の故W ユージン・スミス氏と共に1960年代に水俣病の惨状を世界に発信しました。
それから65年。水俣病は過去のものとなったでしょうか。 東日本大震災や各種の原発関連の事故から我々は何を学ぶべきでしょうか。アイリーン氏と共に公害病の原点・水俣を思いつつ将来の在り方を共に考える機会にしたいと考えます。
日 程 :2021年12月9日(木)
時 間 :13:30~15:00
対 象 :龍谷大学生 (事前申込制)
場 所 :龍谷大学 深草キャンパス 和顔館B107教室
参考:映画 MINAMATA公式サイト https://longride.jp/minamata/
―アイリーン・美緒子・スミス氏 略歴―
1971 年秋から水俣病取材のため、水俣に3年間住む。
1975 年写真集「MINAMATA」の英語版をユージン・スミス氏と出版。
スリーマイル島原発事故調査のため、現地に1年間住み、その後も住民インタビューを行う。コロンビア大学で環境科学の修士号を取得。
1983 年以来、福井県若湾の原発の安全性の問題に取り組み、1990 年高速増殖炉計画に反対する「ストップ・ザ・もんじゅ」事務局設立に参加。
現在、脱原発、日本の原子力政策、プルトニウム利用問題などに取り組む市民グループ「グリーン・アクション」の代表を務める。

(問い合わせ先)国際学部教務課 中島
Tel 075-645-5645 Mail world@ad.ryukoku.ac.jp