2021.12.02
文学部歴史学科文化遺産学専攻シンポジウム「近代和風建築 蘆花浅水荘の魅力を考える」12月11日(土)Youtubeにてライブ配信【文学部・文学研究科】
本学では、毎年、文化遺産学に関するテーマを設定し、話題に即した場において、文化遺産学や文化財保護に関する観点からのシンポジウムを開催しています。今回は、近代和風建築として有名な滋賀県大津市の重要文化財蘆花浅水荘の魅力をライブ中継を通じてオンラインで紹介します。当日は、その建築の特色や近代和風建築の位置づけなどを、現地から紹介します。
このシンポジウムは、文化遺産学専攻の学生が、文化遺産の意義を知り、文化遺産の保護と利活用の実際に触れる機会として、また、同専攻の学生が、シンポジウムの運営スタッフとなることにより、文化遺産の利活用のノウハウを身につける機会として、企画されています。さらにオンラインにて一般にも公開する予定です。
[重要文化財蘆花浅水荘]
大正10年に日本画家山元春挙の別邸兼アトリエとして建設が始まりました。日本の近代和風建築としては初めて重要文化財に指定された趣のある建築で、随所に日本画家らしい意趣が凝らされています。山元春挙は、のちに京都からこの地に移り住むとともに、画塾を開き後進の育成に尽力しました。
【開催概要】
1.開催日時 2021(令和3)年 12月 11日(土) 13:30~16:45
2.開催方法 Youtubeによるライブ配信 ※事前申込不要
龍谷大学文化遺産学研究会 https://www.ryukoku-bunkaisan.comからリンク。
Youtubeチャンネル https://www.youtube.com/watch?v=eU6lXH0W4dc
3.12月11日(土曜日)
13:30-13:40 開催挨拶、龍谷大学学長入澤崇 挨拶(ビデオ)
13:40-14:40 島田敏男氏(奈良文化財研究所)「蘆花浅水荘の建築(仮題)」
14:40-15:40 粟野 隆氏(東京農業大学)「蘆花浅水荘の庭園(仮題)」
15:40-15:50 休憩
15:50-16:40 討論(島田氏・粟野氏・司会)
16:40-16:45 閉会挨拶 終了