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2021.12.15

博物館学芸員・樹木医補の資格取得が可能に!土壌医など資格試験サポートが充実【農学部資源生物科学科】

龍谷大学農学部資源生物科学科では、2022年度より新たに博物館学芸員課程を設置し、在学する資源生物科学科生は履修可能になります。また資源生物科学科で開講している科目(科目の詳細は今後ポータルサイト等で周知予定)で、樹木医補資格の取得が可能になるほか、土壌医関連資格の取得に向けてサポートを充実します。

<博物館学芸員資格>
博物館学芸員は、国家資格です。
博物館とは、美術館、資料館、郷土館、動・植物園、民芸館、記念館などを含む社会教育施設を指し、生涯学習の観点から社会教育上、重要な役割を担うものです。学芸員は、博物館において、その管理運営・博物館資料の収集・保管・展示及び調査研究などの専門的事項を担当します。
参考:学芸員になるには(文化庁HPより)

農学部資源生物科学科における博物館学芸員課程では、人文・自然科学系(歴史学、民族(俗)学、美術史学、考古学、環境学、動植物学等)博物館学芸員を養成し、高い学識と見識を持った学芸員を社会に送り出すことを目指しています。(詳細は今後の履修説明会やポータルサイト等でお知らせします。)

<樹木医補資格>
2022年度から資源生物科学科生は、指定された科目を履修・修得すると、樹木医補の資格を取得することができます。
樹木医は、木のお医者さんのように、木の生態を理解し、保護・育成に関する指導を行う専門家のことで、樹木医補は、樹木医の活動を補佐する能力だけでなく、本学科で修得した幅広い知識と技術をもって国土の保全や緑化に関わる業務や活動をおこなっていきます。樹木医補資格は、樹木医資格を取得する前段階に取得ができるものです。卒業後、一般財団法人日本緑化センターに申請を行うことで認定を受けることができます。
参考:樹木医補認定制度について(日本緑化センターHPより)

<土壌医資格>
農学部植物生命科学科と資源生物科学科に開講している科目に「土壌学」があります。土壌に関する資格として、「土づくりアドバイザー」(3級)、「土づくりマスター」(2級)、「土壌医」(1級)の資格を取得ができる土壌医検定という試験があります(一般財団法人日本土壌協会)。これらの資格は、土のお医者さんのように、土の健康を診断し、不調を治したり土づくりの指導を行ったりする専門家のことで、それぞれの級の土壌医検定に合格すると取得することができます。
参考:土壌医検定試験(日本土壌協会HPより)

<日本農業検定試験>
日本農業検定試験は、農業を仕事としたい農業高校の生徒や大学生、就農準備校の受講生などに対して、効率的な研修教育の促進を目的に実施される、全国農業会議所が実施する民間の検定試験です。農業法人やJAをはじめとする農業関連企業への就職等に役立ちます。
参考:日本農業検定について(公式HPより)

※検定料サポート
土壌医検定と日本農業検定試験の検定料サポートがあります。日本農業検定試験を受験する学生に受験料の補助があります。また、土壌医検定を受験し合格した学生に対し、受験料の補助を予定しています。(補助申請については、後日ポータルサイト等で周知します。)

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