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2021.12.09

「環境DNA」を「メッセナゴヤ2021」にリアル+オンライン出展【REC滋賀】

「メッセナゴヤ2021」に、しが水環境ビジネス推進フォーラムの一員として共同出展(リアル出展 2021年11月10日(水)~13日(土)+オンライン出展 11月1日(月)~19日(金))しました。

「メッセナゴヤ」は、愛知万博の理念(環境、科学技術、国際交流)を継承する事業として2006年にスタートした「異業種交流の祭典」で、業種や業態の枠を超え、幅広い分野・地域からの出展を募り、出展者と来場者相互の取引拡大、情報発信、異業種交流を図る日本最大級の展示会です。2019年には1442社62,422名の来場のあった日本最大級の異業種交流展示会です。

REC滋賀では「“環境DNA分析” コップ1杯の水から水中の生態を探る」と題した展示を行いました。
これは、先端理工学部 環境生態工学課程 山中 裕樹准教授の研究室が、日本で初めて、魚類等の生物が環境中に放出したDNAを利用した革新的な生物調査技術(環境DNA技術)を開発されました。迅速かつ低コストの生物相の把握や生物量・分布の推定が可能にする技術です。

この環境DNA技術は、生物資源管理や多地点・高頻度の生物多様性モニタリングに資する測定技術(測定自動化など)、さらに得られた生態系ビッグデータに基づく生態系変動予測・異常検出のための情報技術に発展する可能性を持つ、夢のある技術として展示しました。

2021年度の全体の来場者数は、2019年度の60%程度36,868名でしたが、本学の展示に訪問された方は多く、愛知県水産試験場漁業研究所の方、ウルトラファインバブル関係の方、また大学で環境技術を学びたい受験生保護者の方等が訪問され、本学先端理工学部、また環境DNA技術への関心は高いことが感じられました。

なお、「環境DNA」については、InterAqua 2022 / 国際水ソリューション総合展 (リアル出展 2022年1月26日(水)~28日(金)+オンライン出展 11月26日(金)~2月28日(月))にも出展いたします。