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2021.12.15

今年3月に先端理工学部環境生態工学課程を退職された市川陽一先生(現、本学名誉教授)とその研究室の学生(卒業生)が「令和3年度大気環境学会最優秀論文賞」を受賞

今年3月に先端理工学部環境生態工学課程を退職された市川陽一先生(現在、本学名誉教授)とその研究室の学生(2015~2018年度卒業生)の露木敬允さん、薦田直人さん、宮元健太さん、廣畑智也さん、中園真衣さん、関光一さん、気象庁気象研究所の毛利英明さん、守永武史さんが「令和3年度大気環境学会最優秀論文賞」を受賞しました。

この賞は、2020年に大気環境学会誌に掲載された研究論文のうち、最も優秀な論文を選考し表彰するものです。

表彰式は2021年9月16日に大気環境学会総会(オンライン開催)で行われました。

受賞論文のタイトルと著者、掲載誌は次の通りです。
◆受賞論文   :森林における大気汚染物質の輸送におよぼす遮蔽による
         流体力学的効果の解析
◆著者(受賞者):市川陽一、露木敬允、薦田直人、宮元健太、廣畑智也、
                          中園真衣、関光一(以上、龍谷大学)、
         毛利英明、守永武史(以上、気象庁気象研究所)
◆掲載誌         :大気環境学会誌第55巻第2号(2020年3月発刊)50~59頁

大気環境学会誌第56巻第6号(2021年11月発刊)N85頁に表彰の記事が掲載されています。
<https://www.jsae-net.org/magazine/pdf/Vol56No6.pdf>

本論文は、受賞者が本学理工学部環境ソリューション工学科(市川陽一研究室)において、気象庁気象研究所と共に行った研究の成果です。

受賞理由では、「本論文は、森林内の大気中物質濃度分布の形成に対する流体力学的効果を風洞実験により解析したものです。濃度分布が形成される状況を系統的な実験により明確に示しており、学術的な意義が高いと考えられます。」と評価されています。