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2021.12.10

「日本経済論」で元マツダ(株)執行役員の講義を実施【経済学部】

 
 経済学部では、企業現場の最新動向を日常の講義の中に組み入れ、「経済学をもっとアクティブにする」取り組みを積極的に進めています。
 その一環として、今年度、NPO法人コアネットと連携をして、「地域産業論」や「日本経済論」の講義の中で、ものづくり企業の第一線で活躍してきた方々の知識と経験から学ぶ機会を数多く設けました。

 12月3日の日本経済論(担当:伊達浩憲教授)の講義では、NPO法人コアネット会員で、元マツダ株式会社執行役員・本社工場長の神谷 宏氏をゲストにお招きして、「企業内イノベーション―マツダの変革と再興」をテーマに、1990年代のバブル崩壊以降の同社の開発・製造戦略の転換について丁寧に講義していただきました。
 
 「『商品の多様性』と『ボリューム効率』とのトレードオフに対して、マツダはどのようなイノベーション戦略を構想・実行し、ブレイクスルーを達成しようとしてきたのか、また実際に達成できたのか」という神谷氏の緊張感あふれるお話をお聞きし、多くの学生達は、ものづくりの軸となる哲学に触れ、また自らの人生観と照らし合わせる機会になったようです。最後の質疑応答の時間においても、大変有意義な議論をすることができました。
 
 今後とも、経済学部では、このような取り組みを続けてまいります。