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2021.12.27

龍谷大学福祉フォーラム第25回専門セミナー「対話を起点とする実践 ~オープンダイアローグの視点と方法~」を開催しました!【REC滋賀】

本学福祉フォーラムでは、12月18日(土)に第25回専門セミナーを瀬田キャンパス多機能教室で開催しました。
専門セミナーは社会福祉実践に関わる専門職やスタッフの方を対象とした講座で福祉、保健、教育などの現場で 直面する問題についての悩みや解決策を話し合ったり、専門的スキル向上を目指すものです。
今年度は、近年、精神医療分野で大きな注目を集めているオープンダイアローグの手法から、当事者との対話を 重視した支援の思想、実践を学ぶこととし、医療法人明和会琵琶湖病院から精神科医の村上さん、精神科ソーシャルワーカーの山中さん、同法人グループホームみなもからサービス管理責任者の井川さんをお招きし、セミナーを開催しました。
24名(定員30名)の参加があり、まず参加者同士の自己紹介に始まり、参加者の受講にあたっての期待が共有されました。その後、琵琶湖病院の取り組みが紹介されるとともに、当事者を尊重した対話の重要性が確認され、相互に話を聴くワークが行われました。
参加者からは、「対話に重点をおいた支援が大切だと思いつつも支援の枠のとらわれ、結果を急ぎすぎる支援になっていることに気づきました。」、「高齢者の方で仕事をしているのですが、どこの領域でも対話は大切。本人や家族の思いを聞くことが支援のかぎとなると感じました。」、「講師3人の方の話し方、やりとりによってオープンダイアローグの雰囲気を体験できた気がしてとても良かったです。」等、様々な声が聞かれ、実りあるセミナーになりました。