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2022.01.12

総合旅行業務取扱管理者試験に2名の国際学部生が合格しました【国際文化学科】

令和3年度総合旅行業務取扱管理者試験の結果が発表となり、国際学部国際文化学科生2名が見事合格しました。
旅行業務取扱管理者試験には、国内の拠点区域内の旅行業務のみ取り扱える地域限定旅行業務取扱管理者、国内の旅行業務のみ取り扱える国内旅行業務取扱管理者と、国内と海外の両方の旅行業務を取り扱える総合旅行業務取扱管理者の3種類がありますが、「総合」が一番範囲も広く難関の資格です。今回の全科目受験者合格率は6.2% 全国の大学生では23名だけが合格(4.2%)※1という中、国際文化学科から2名が合格したことはうれしい限りです。
国際文化学科では、2019年度から国際ツーリズムプログラム(ITP)を開設、同プログラム内に、試験対策となる4科目をはじめ、観光に関する科目を数多く設け、修了要件を満たした学生には「国際ツーリズムプログラム修了証」を発行する予定など、学生の観光業界への関心の高まりに対応してきました。コロナ禍により観光業界は大打撃をうけておりますが、アフターコロナを見据えて、こうした取り組みを続けていきます。

★合格した2名にインタビューをしましたので、進路選択や資格取得の参考にしてください。


FAさん(国際学部国際文化学科3年生)

【合格者の声1】
氏名 FAさん

Q1 なぜ総合旅行業務取扱管理者を目指そうと思いましたか。
 メディアによる報道や授業を通じて過疎化やオーバーツーリズムなど、地域に関する様々な課題を学んだことで、観光を通じて地域活性化に貢献したいと考えるようになり、その第一歩として観光に関連する知識を身に付けたいと思ったからです。


Q2大学の正課授業で資格取得に役に立った科目はありますか?
また、それはどのように役に立ちましたか?
 「国内旅行の実務」です。講義内で試験科目の基礎的な部分だけでなく、国家試験の実際の問題を解く際に重要となるポイントまでしっかりと教えてもらうことができるため、過去問題の演習や個人学習を効率的に進めることができたからです。


Q3 この資格取得に向けて 工夫したこと/効果があったことは何ですか
 工夫したことは、観光地の勉強は参考書やテキストを丸覚えせずに、名称や情報などを白地図に書き込みながら覚えることと法律や約款などの難しい部分は語呂合わせを使って覚えることです。文字だけを見て勉強しているときは飽きてしまって続かなかったのですが、工夫したことで楽しんで自分から積極的に勉強できるようになりました。
効果があったことは、通学の際に車内のJRの路線図を眺めることです。試験ではJRの運賃を計算する問題があるのですが、なんとなくであっても路線図を理解していることで問題を解くスピードが速まりました。

Q4 国際文化学科開設の科目で印象に残っている科目はありますか?
またそれはなぜですか?
国際文化実践Ⅱ(西本願寺プロジェクト)です。実際に外国人観光客をターゲットに、テーマについて設定からフィールドワークのアポイントメント、動画撮影・編集まで全て自分たちで実行することができたという点で達成感が得られただけでなく、演習などで研究を進めていくために必要なスキルを身に付ける機会になったと感じているからです。

Q5 現時点で、将来どのような方面にすすもうとお考えですか。
 旅行業界や鉄道などの旅客運送業界に進みたいと考えています。

Q6 国際文化学科を目指す高校生にひとことメッセージをお願いします。
 国際文化学科では、語学から観光、国際関係や芸術、メディアまで幅広い分野について学び、知識を深めることができます。また、授業だけでなく留学や資格取得、課外活動やボランティア活動などにチャレンジすれば、より密度の濃い学生生活を送ることもできます。まだ大学で学びたいことが決まっていないという人も、きっと面白いと思えることに出会えると思います。
皆さんは大学生になるに向けて、期待だけでなくコロナウイルスや受験のことなど不安もあるとは思いますが、貴重な高校生活で悔いが残らないように遊びも勉強も全力で楽しんでください。大きな可能性に満ちた皆さんが、この国際文化学科の仲間になってくれることを楽しみにしています。


Q7 資格取得を目指しているみなさんにアドバイスをお願いします。
 テキストや参考書をただ覚えるのではなく、自分が学習を楽しめるように学習方法を工夫したり、ただ合格するという目標を設定するのではなく、資格を取得した先で自分はどうなりたいのかということを意識したりすると、モチベーションを維持しやすくなると思います。
また、旅行業務取扱管理者の国家試験には受験科目の免除制度があるので、国家資格はハードルが高いと感じる人は免除制度が使えるように受験スケジュールを工夫するのも良いと思います。


THさん(国際学部国際文化学科3年生)

【合格者の声2】
THさん

Q1  なぜ総合旅行業務取扱管理者を目指そうと思いましたか。
コロナ禍でサークル活動等が制限されるなか、何か将来の自分のためになることがしたいと思ったからです。私は旅行業界への就職を目指しており、旅行関係で資格を探していたところ総合旅行業務取扱管理者を知り、取得を決意しました。

Q2大学の正課授業で資格取得に役に立った科目はありますか?
また、それはどのように役に立ちましたか?
「海外旅行の実務」です。この科目では、総合旅行業務取扱管理者の試験科目である「海外旅行実務」の内容を学ぶため、観光地や旅券法等の復習ができて役に立ちました。

Q3この資格取得に向けて 工夫したこと/効果があったことは何ですか
過去問を何周も解くことです。総合旅行業務取扱管理者の試験範囲は非常に広く、すべてを覚えようとすると大変です。過去問を解き、毎年どのような傾向の問題が出題されているのかを理解したことで、効率よく勉強することができました。

Q4国際文化学科開設の科目で印象に残っている科目はありますか?
またそれはなぜですか?
「多文化共生と宗教」です。この科目では、仏教・キリスト教・イスラームの3宗教を比較し、異宗教同士の共生の可能性について考えます。多文化共生は現在、世界で注目されているトピックであり、私自身も強い関心をもっているため印象に残っています。

Q5 現時点で、将来どのような方面にすすもうとお考えですか。
旅行業界か国際物流業界にすすみたいと考えています。

Q6 国際文化学科を目指す高校生にひとことメッセージをお願いします。
国際文化学科では宗教・観光・伝統芸能など様々な分野を学ぶことができます。
大学で学びたいことが決まっている方はもちろん、まだぼんやりとしている方も、幅広い学びを通して本当に自分が学びを深めたい分野を見つけることができます。
魅力あふれる学科なのでぜひ合格を目指して受験勉強頑張ってください!

Q7 資格取得を目指しているみなさんにアドバイスをお願いします。
資格取得に向けて死に物狂いで勉強することも一つの手段ですが、ときには楽しみながら勉強することも大切です。例えば観光地を覚えるときは、コロナが収束したら行きたい観光地を探しながら勉強してみてください。そうすれば、あまり苦痛を感じずに勉強をすることができるかと思います!

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※1 総合旅行業務取扱管理者試験 実施結果 | JATA (jata-net.or.jp) より


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