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2022.01.13

文学部池末陽子准教授の共著『メディアと帝国 19世紀末アメリカ文化学』が刊行【文学部・文学研究科】

2021年12月25日に、小鳥遊書房から、塚田幸光編著『メディアと帝国 19世紀末アメリカ文化学』が刊行されました。

 



 

本学文学部の池末陽子准教授が、第10章「逃亡の果ての帝国――エドガー・アラン・ポーの中編小説「ハンス・プファアルの無類の冒険」を再読する――」を執筆しています。

同章では、表題に含まれるポーの中編旅行譚が、「世紀末に向かって膨張する帝国主義時代を見据えた、まさに帝国胎動期のアメリカの様相を浮き彫りにする作品」として位置づけられ、「制空権への野望、司法の穴、植民地主義という視点から」読み直されます。

 

『メディアと帝国』全体の目次と内容説明は、出版社のホームページでご確認いただけます。

https://www.tkns-shobou.co.jp/books/view/400

 

【追記】

2021年10月1日に、池末陽子准教授が、第13章「幸せになるために――POEtic Principleの行方」を執筆した、巽孝之監修『脱領域・脱構築・脱半球ーー二一世紀人文学のために』が、2022年1月末に重版となります。

関心をお持ちの方は是非ご覧になってください。