2022.02.07
【こども教育学科】2021年12月15日開催シンポジウム
2021.2.7
こども教育学科
2021年12月15日(水)2講時、保育所および乳児院の管理者をお招きし、ミニ・シンポジウム「コロナ禍における保育・幼児教育・社会的養護の最前線と保育者の課題」を開催しました。シンポジストは、だん王夜間保育園・園長の植田美代先生、聖母託児園・施設長補佐の山田優先生でした。
まずは各現場におけるコロナ禍対応について、児童・保護者・職員に対する配慮や取り組みの説明がありました。自粛生活に伴う家庭環境の変化、マスク越しのコミュニケーションや黙食の日常化など新生活様式が子どもたちの心身や生活にさまざまな影響を及ぼしていることをふまえ、子どもたちのいのちや暮らしに寄り添うための具体的な課題について、緊張感のある話を聴かせていただきました。
参加学生にとっては7~10月にかけての実習経験のふりかえりに加え、新人職員としての準備学修の機会でもありました。質疑応答では、実習中に感じた疑問や実習報告会での報告内容と関わらせた質問がなされるなど、保育者としての学びの総仕上げに相応しい有意義な時間になりました。