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2022.02.10

「InterAqua 2022」にリアル+オンライン出展【REC滋賀】

 「InterAqua 2022 第13回水ソリューション総合展」に、「しが水環境ビジネス推進フォーラム」の会員として、滋賀県商工政策課、株式会社日吉様との共同出展を行っています(リアル出展(東京ビッグサイト)  2022年1月26日(水)~28日(金)+オンライン出展2021年 11月26日(金)~2022年2月28日(月))。

 「InterAqua」は「水循環のスマート化と水ビジネスの次代を切り拓く」をテーマとし、日本の水処理/管理技術を中心に、国内外における水ビジネスの起点として活用するべく、2010年の初回から開催12回目を迎えます。技術革新や市場ニーズの多様化・複雑化に寄り添い、水ビジネスの次代を創る皆様を支援する展示会となっています。

 REC滋賀では「環境DNA分析」と題した展示を行いました。これは、先端理工学部 環境生態工学課程 山中 裕樹准教授の研究室が、日本で初めて、魚類等の生物が環境中に放出したDNAを利用した革新的な生物調査技術(環境DNA技術)を開発されました。迅速かつ低コストの生物相の把握や生物量・分布の推定が可能にする技術です。乱獲や開発、外来生物の流入などによる種の絶滅、生態系の破壊といった危機は膨れ上がるばかり。そんな赤信号の生物多様性を保全するのに役立つ「環境DNA分析」という画期的な新技術を紹介しました。

 InterAqua2022への来場者数はコロナ禍で3日間で10,607人に留まりましたが、当ブースは盛況で3日間を通して、資料(大学、先端理工学部のパンフレット等5種)配布数323名、ブース来訪者数180名、名刺の交換数133名とコロナ禍を感じさせない数字となりました。来訪された高校生や大学院生、ロシア、英国、インドネシア等海外の研究者、国内の技術者からも「環境DNA分析」に関心は高いことが感じられました。【環境DNA紹介動画】