Need Help?

News

ニュース

2022.02.10

龍大農学部×滋賀県「お米は素晴らしい」 若者向け近江米の魅力発信動画を公開 農学部生が授業横断企画で、近江米の栄養やおいしい食べ方を紹介

【本件のポイント】

  • 龍谷大学農学部は、滋賀県米消費拡大推進連絡協議会と連携し、近江米の価値や魅力を伝えるPR動画を公開
  • 農学部生がリポーターとなり、授業や実習を横断し、実際に体験しながら、担当教員や参加学生にインタビューをして近江米の栄養やおいしい食べ方などを紹介
  • 近年若者が持つ「お米を食べると太る」という認識が広がるなど、米の消費量が減少するなか、若い世代に正しい知識や近江米の魅力を知ってもらうきっかけになることを期待


【本件の概要】
 龍谷大学農学部(滋賀県大津市、学長 入澤崇)は、滋賀県米消費拡大推進連絡協議会(滋賀県大津市、会長 三日月大造氏)と連携し、若い世代へ向けた近江米の価値や魅力を伝えるPR動画を作成しました。農学部生がお米と健康に関する実習等をリポートし、お米の栄養やおいしい食べ方など、近江米の魅力について紹介しています。動画は、「おいしが うれしが 【滋賀県公式】」YouTubeチャンネルで公開しています。
 全農学部生が履修する「食の循環実習」は、農学部牧農場で田植えや稲刈り、農作物の栽培・収穫や、うどん作り、地域おこしに関する講演などを通して、栽培・加工・流通にかかる一連の流れを体験する授業です。今回の動画では学生が稲刈りを体験した様子が公開されています。
 また、滋賀県の郷土料理「あめのうおご飯」(琵琶湖の固有種であるビワマスを使った炊き込みご飯)をテーマに、調理に使用する素材の特性を学び、食文化の理解を深めるための調理学実習を行っている風景や、食事とヒトの体の影響等を学び、米と肥満の関係について学生が発表する「基礎栄養学実習」の様子が撮影されました。

 今回、複数の授業を通じて、学生は近江米の新たな魅力に気づき、その発信のために奔走しました。龍谷大学農学部は、今後も滋賀県の農業に関する地域課題や社会課題の解決に向けて、取り組んでいきます。

【制作の背景】
 1人あたりの年間の米の消費量は、昭和37年度の118.3㎏をピークに減少しており、令和2年度の国の調査では50.7㎏とピーク時の半分以下になっています。特に近年の炭水化物抜きダイエットの流行により、「お米を食べると太る」という誤った認識が広がり、若い世代での米離れが顕著になっています。
 そこで、お米に関する正しい知識や地元のお米「近江米」の魅力をもっと知ってほしいという思いから、若い世代に向けたPR動画を制作しました。今後、滋賀県のイベントや研修等で使用される予定です。

【YouTubeチャンネル】
おいしが うれしが【滋賀県公式】制作

https://youtube.com/user/FoodBrandShigaPref


見どころ

  • 学生が同世代の若者に向け、米の収穫や米を使った調理、米と健康に関する調査をリポートし、「近江米の魅力」をPR
  • 授業を通じての様子が撮影され、学生の率直な感想や思いがあふれる作品に
  • 米の生産現場から加工現場、我々の体内に吸収されるまでの一連の流れ「食の循環」を表現


問い合わせ先:農学部教務課(担当:森本)Tel 077-599-5601 Mail agr@ad.ryukoku.ac.jp