【龍谷IP】「地域公共人材をアクティブラーニング~政策学部における社会連携型教育の取り組み~」教員研修会を開催しました【文学部】
文学部では、人文学の学びを社会との関わりの中で深めながら、社会貢献につながる実践的な学修機会の構築に力を入れています。
文学部龍谷IP推進委員会では「地域協働と学科・専攻横断による新たな実践的学修プログラムの構築 ~人文知を活かした新たな社会活動の試み~」として、2019年度から「文学部社会活動実践セミナー(仮称)」の開講を目指しています。
10月24日(水)に「地域公共人材をアクティブラーニング ~政策学部における社会連携型教育の取り組み~」と題し、教員対象の研修会を開催しました。
当日は、本学政策学部教授である只友景士先生に話題提供を頂き、「地域公共人材を育てる」という観点からお話をいただきました。
◎まちづくりは専門的な人でなくても、誰にだって出来る。
「まちづくり」とは何か、少し難しいイメージがあるかもしれませんが、実際には「お花に詳しい」「餅つきが得意」というように日々の営みの中にこそ、まちを創る原点があるのではないでしょうか。
また、自治会や町内会、PTA活動などの社会の身近な場面で「会議」や「話し合い」の場が開かれ、言葉を使ったコミュニケーションが、私たちの生活にとって当たり前の日常であり、それこそが「まちづくり」の原動力になっているといえます。
◎課題解決は楽しい!関心を持ち続けられる工夫が大切。
政策学部の「政策実践・探求演習」では、実際に社会の現場へ飛び出してプロジェクトに取り組むことを通して、学生自身の関心度が高まり、授業が終わっても課外で継続的な関係性が生まれています。
科目の枠組みでの学びを飛び越えて、学生自身が社会に関心を持ち続けて、自らテーマを掲げて取り組んでいくことこそに、「学びの意義」があると只友先生は仰います。
◎学生が社会の中で力を発揮できる環境づくりを。
文学部生が学ぶ文学や歴史など人文学の知識が社会に活かされないと言う事はあり得ません。それは自らが専門的に学んだことを「言葉」にして誰かに伝えることを通して発見でき、その過程で社会との接点を持つことで学生自身の成長、社会の成長に繋がるのではないか、というお話がありました。
今後も文学部では2019年度からの「社会活動実践セミナー(仮称)」の開講に向けて、人文学の学びを社会との関わりの中で深めながら、社会貢献につながる実践的な学修機会の構築にチャレンジしていくと共に、地域と学び合う文学部の可能性を模索していきたいと考えています。
(文学部PA 滋野 正道)
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