建学の精神に基づいて、多様な価値観が錯綜する現代において、人が営む共同体である「社会」のあり方を学び、人と人、人と組織や社会との関わり方やそこで発生する諸問題の分析・解決の視点と手法を身につけた人間を育成することを目的とする。
社会学部の「教育理念・目的」に基づき、コミュニティマネジメント学科が示す資質・能力を身につけたことが客観的に確認され、かつ必要な在学期間と卒業要件単位数を満たした者に対して、教授会の議を経て「学士(社会学)」の学位を授与する。
①:建学の精神の具現化 | ・建学の精神の意義について理解している。 |
②:(③の基礎となる)「知識・技能」の修得 | ・外国語を媒介としたコミュニケーション能力の基礎を身につけている。 ・諸学の基本を理解し、幅広い教養を身につけている。 ・まちづくり、心身の健康づくり、ネットワークづくりを行うための、調査・分析・企画・実践に関する基礎的な知識・技能を身につけている。 |
③:(④の基盤となる)「知識・技能を活用して、自ら課題を発見し、その解決に向けて探究し、成果等を表現するために必要な思考力・判断力・表現力等の能力(「思考力・判断力・表現力」)」の発展・向上 | ・外国語を媒介としたコミュニケーション能力の基礎を活用して異文化を理解することができる。 ・幅広い教養を活用して多角的に思考・判断・表現することができる。 ・地域社会が抱える諸問題に対して、多角的・創造的に思考・判断することができ、理論と実践を架橋することができる。 ・また、社会が必要とする職業観・勤労観と生涯を通した持続的な就業力を身につけている。 |
④:主体性をもって多様な人々と協働する態度(「主体性・多様性・協働性」)の発展・向上 | ・国際社会や地域社会の「現場」に興味・関心をもち、問題解決に向けて、他者との協働を重視しながら主体的に取り組むことができる。 |
社会学部の「教育理念・目的」、「卒業認定・学位授与の方針」に明示したすべての学生に必要な基本的な資質・能力が獲得できるよう、多数の教養教育科目及び専攻科目から構成される、体系的かつ系統的な教育課程を編成・展開する。また、学生一人ひとりが有する学習目標に柔軟に対応できるように学習環境・支援体制を整備する。
①:建学の精神の具現化 | ・建学の精神の意義について理解するために、1年次配当(第1・第2セメスター配当)の「仏教の思想」科目(「仏教の思想A」・「仏教の思想B」)を全学必修科目として開講する。 |
②:(③の基礎となる)「知識・技能」の修得 | ・外国語を媒介としたコミュニケーション能力の基礎を身につけるために、1年次配当(第1・第2セメスター配当)の言語科目(英語および英語以外の複数の外国語科目)を開講する。 ・諸学の基本を理解し、幅広い教養を身につけるために、1年次配当(第1・第2セメスター配当)の教養科目(人文科学系・社会科学系・自然科学系・スポーツ科学系)を開講し、基幹科目を設置する。 ・まちづくり、心身の健康づくり、ネットワークづくりを行うための、調査・分析・企画・実践に関する基礎的な知識・技能を身につけるために、1~2年次を中心にマネジメントの手法、情報処理及び文書作成に関する基礎的な実習・演習系科目を必修科目として開講する。 |
③:(④の基盤となる)「知識・技能を活用して、自ら課題を発見し、その解決に向けて探究し、成果等を表現するために必要な思考力・判断力・表現力等の能力(「思考力・判断力・表現力」)」の発展・向上 | ・外国語を媒介としたコミュニケーション能力の基礎を活用して異文化を理解する能力を身につけるために、2年次配当(第3・第4セメスター配当)の言語科目(英語および英語以外の複数の外国語科目)を開講する。 ・幅広い教養を活用して多角的に思考・判断・表現する能力を身につけるために、2年次配当(第3・第4セメスター配当)の教養科目(人文科学系・社会科学系・自然科学系・スポーツ科学系)を開講する。 ・地域社会が抱える諸問題に対して、多角的・創造的に思考・判断することができ、理論と実践を架橋することができるようになるために、2~3年次を中心に、学科専門科目をはじめ、社会のさまざまな現場において実践するための実習科目を開講する。 ・また、社会が必要とする職業観・勤労観を醸成し、生涯を通した持続的な就業力を育成するために、「キャリア啓発科目」と「キャリア形成科目」を開設する。 |
④:主体性をもって多様な人々と協働する態度(「主体性・多様性・協働性」)の発展・向上 | ・国際社会や地域社会の「現場」に興味・関心をもち、問題解決に向けて、他者との協働を重視しながら主体的に取り組むことができるために、3~4年次において演習科目である「参画ゼミナールⅠ~Ⅳ」及び卒業研究を必修科目として開講する。 |
社会学部では、社会を単なる人と人との結びつきと捉えるだけでなく、社会と環境との結びつきをも重視する必要があると考え、社会や地域における多様な関係を尊重する教育理念を掲げています。このような理念のもと、IT化、グローバル化、少子高齢化など急速な社会変化によって生じる現代社会の諸課題に対して、創造的に対応できる知識や専門的能力、問題解決能力を持った人の育成をめざしています。
そのため、次のような人が入学することを求めています。
ついては、高等学校等での学習では、さまざまなコミュニケーションを行う上での基本ツールとなる国語、英語、加えて、社会や歴史に関する科目を中心として、社会や身の回りのさまざまな事象に興味・関心が持てるよう、すべての教科を幅広くしっかりと勉強することを望みます。