国際学部における「教育理念・目的」と「3つの方針」

1.教育理念・目的

建学の精神に基づいて、異文化への理解と敬意を深めるとともに、自文化についての発信力を養い、グローバル化が加速する時代において、柔軟な思考と批判的精神をもって対応できるコミュニケーション能力と問題解決能力を備えた人間を育成することを目的とする。

2.学位授与の方針(ディプロマポリシー)

1.国際文化学科

国際学部の「教育理念・目的」を達成していくために、すべての学生一人ひとりに必要と考える、獲得すべき基本的な資質、学位授与に必要とされる単位数及び卒業認定の方法を次に掲げる。

学生に保証する基本的な資質

建学の精神

  • 仏教、ことに浄土真宗に根ざす建学の精神の意味を深く理解している。
  • 建学の精神に基づく豊かな人間性と高い倫理観を備え、社会的責務に対する自覚を持っている。

知識・理解

  • 日本を含む世界の様々な国、地域、宗教等における文化の多様な側面を理解することができる。
  • 日本語および外国語で書かれた文献資料等を調査し、かつ、批判的に読み解くことができる。
  • 「世界と日本をつなぐ」上で求められる、言語・人文・社会科学にわたる幅広い教養を 身につける。

思考・判断

  • 異なる文化の独自性を尊重できると同時に、自らが所属する文化の特質や意義を認識できる。
  • 異なる文化間に内在する課題を発見し、互恵的・建設的な解決策を論理的に導く能力を持つ。

興味・関心

  • 世界の様々な国、地域における言語や文化に対する幅広い関心と、飽くなき探究心を持つ。
  • 国際的な諸問題と深く関わる世界三大宗教(仏教・キリスト教・イスラーム教)に対する関心を持つ。
  • 日本社会や日本文化の歴史的な蓄積を理解した上で、現代的な諸課題に対する関心を持つ。

態度

  • 複雑化、多様化する国際社会の状況を踏まえ、一面的に物事を捉えない視座を持つ。
  • 自らの所属する文化を常に相対的に眺め、様々な文化を優劣関係で捉えない寛容な精神を養う。
  • 常に他者の立場に配慮しながら、主体的に物事に対して思考・判断・行動することができる。

技能・表現

  • 日本語を正確に理解し、論理的な文章を書く方法を習得し、実践することができる。
  • 情報および情報伝達手段を主体的に選択し、自己と社会のために有効に活用することができる。
  • 英語をはじめ、任意の外国語をその文化的背景も含めて学び、かつ、実践的に活用することができる。
  • フィールド調査に基づき、異なる文化間に生じる諸問題を発見し、解決する上で役立つ実践的な経験を持つ。

学位授与に必要とされる単位数及び卒業認定の方法

  1. 学部に4年以上在学し、所定の科目を履修しその単位を修得した者に対し、学長は教授会の議を経て卒業を認定する。ただし、所定の科目を特別に優秀な成績で修得したと教授会が認めた者については、3年以上の在学で卒業を認定することができる。その取扱いについては、別にこれを定める。
  2. 卒業認定を受けるためには、所定の124単位以上の単位数を必要とする。

2.グローバルスタディーズ学科

国際学部グローバルスタディーズ学科の「教育理念・目的」を達成していくために、すべての学生一人ひとりに必要と考える、獲得すべき基本的な資質、学位授与に必要とされる単位数及び単位認定の方法を次に掲げる。

学生に保証する基本的な資質

建学の精神

  • 仏教、ことに浄土真宗に根ざす建学の精神の意味を深く理解している。
  • 建学の精神に基づく豊かな人間性と高い倫理観を備え、社会的責務に対する自覚を持っている。

知識・理解

  • グローバル・イシューに関する幅広い教養と洞察力を身につけている。
  • 世界の諸事象を複眼的に分析するための知識と方法を修得している。
  • 日本語および英語で記された学術的な文献資料を適切に理解し、批判的に読み解くことができる。

思考・判断

  • 国際的な舞台においてリーダーシップを発揮することができる。
  • 語学力および国際的素養を基礎として、多様な価値観を尊重できる。
  • 論理的であると同時に、柔軟な批判的精神を持つ。
  • 国内外の国や地域を問わず通用する揺るがない倫理観を身につけている。

興味・関心

  • グローバル化が進展する国際社会の中で、国内外の様々な動向に興味・関心をもっている。
  • 異文化に対して寛容な態度をもって柔軟に対応でき、国際社会に貢献する意欲をもっている。
  • 外国語の学修に強い関心をもち、その能力の向上に力を注ぐことが出来る。
  • グローバルスタディーズに関連する学問分野に関心をもち、既存の領域に捉われることなく学修する好奇心をもっている。

態度

  • 置かれた環境に関係なくチャレンジ精神と精神的な強さを発揮できる。
  • 自己の置かれた環境を、歴史的・社会的・地域的・国際的な観点から相対化し、固定観念に捉われることなく考察することができる。

技能・表現

  • グローバル・コミュニケーションに関する知識をもち、日本語と英語を適切に運用できる。
  • 実践的な問題に対して具体的な解決策を提示できる。
  • コンピューターを使った情報分析・発信能力等の基本的なスキルを身につけている。

学位授与に必要な単位数及び卒業認定の方法

  1. 学部に4年以上在学し、所定の科目を履修しその単位を修得した者に対し、学長は教授会の議を経て卒業を認定する。ただし、所定の科目を特別に優秀な成績で修得したと教授会が認めた者については、3年以上の在学で卒業を認定することができる。その取扱いについては、別にこれを定める。
  2. 卒業認定を受けるためには、所定の124単位以上の単位数を必要とする。
  3. TOEICR730点、TOEFLR (550-PBT,80-iBT)、IELTS?6.0のいずれかを取得することを必要とする。
  4. 半年以上の留学を必要とする。

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3.教育課程編成・実施の方針
(カリキュラムポリシー)

1.国際文化学科

  • 「世界を学び、日本を知る」という学科の理念に基づき、また、国内外の多様な文化を結ぶファシリテーターを育成するため、『多文化共生』、『世界と日本』、『芸術・メディア』の3コースを設けて、それぞれの学問領域を系統的に学修できるカリキュラムを展開する。
  • 大学での学びの基礎を確立するため、「基礎演習A・B」(各2単位)を1年次に必修科目として展開する。また、3年次からは「演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ」(各2単位)を開講し、各自の興味あるテーマについての学びを深める。同時に卒業論文(6単位)の完成を目指す。これにより、一貫して専任教員の下で少人数教育を受けることを可能とする。
  • 学位授与方針に基づき、異文化間の壁を乗り越え、世界と日本をつなぐための実践的な経験を獲得することを目的に、「国際文化実践プログラムⅠ・Ⅱ」(各2単位)を2年次以降に必修科目として展開する。
  • 学生が個別の問題意識や目標を持って学修できるようにするため、フリーゾーン(20単位以上を履修)を設定する。また、学生の多様な興味・関心を喚起し、学修意欲を促進するため、できるだけ多くの科目を選択科目として展開する。
  • 世界と日本をつなぐ人材に求められる豊かな教養と現代的視野を獲得するため、人文・社会・自然科学ならびにスポーツ分野に属する「教養教育科目」(18単位以上を履修)を幅広く開講する。
  • 外国語運用能力を涵養するため、1年次には週5回、2年次には週3回の「学科外国語科目」(英語・中国語・コリア語・フランス語から20単位以上を履修)を必修科目として開講する。また、2年次からは、「学科専攻科目」として、学科外国語科目で提供した外国語に加えて、さらに多様な外国語科目(ペルシア語、トルコ語、アラビア語、スペイン語、ドイツ語、ロシア語、ポルトガル語)を配置する。
  • 留学生を積極的に受け入れ、また、充実したサポート体制の下に学生の海外留学(交換留学および私費留学)を推奨し、語学力向上とともに、授業内外での異文化理解の促進、異文化交流機会の拡充に努める。
  • 「仏教の思想A・B」(各2単位)合計4単位を、1年次配当で全学必修科目として展開する。また、「仏教の思想A・B」を履修した学生のより高度な知的要求に応える仏教関連科目として、「歎異抄の思想Ⅰ・Ⅱ」(各2単位)を2年生以上に提供する。
  • 人文・社会・自然およびスポーツの分野に属する科目を幅広く開講し、最低18単位を卒業要件として履修させる。

2.グローバルスタディーズ学科

  • 英語の基礎スキルと実用的スキルを修得するため、1 年次に英語集中プログラム(PEPプログラム)を配置する。
  • 大学生活において必要な基礎的スキルの修得のために、1年次必修科目として「リサーチ方法 論A・B」を開講する。
  • 情報収集・分析・発信能力を身につけるため「ITリテラシーA・B」を開講する。
  • 学科における総合的な教養教育として「グローバルスタディーズA」~「グローバルスタディーズC」を開講する。
  • 講義型科目は「グローバリゼーション」、「コミュニケーション」、「エシックス」の 3つの領域に分類して配置し、世界の諸事象を総合的かつ実践的な知識にもとづき分析できる能力の向上を図る。
  • 「グローバリゼーション」、「コミュニケーション」、「エシックス」の3つの領域を総合的かつ横断的に学ぶ集大成の科目として「Applied Global Studies」を4年次の登録必修科目として開講する。
  • 学年進行に応じて、異なる 2 領域が重なる科目、さらに 3 領域が重なる総合的科目を重視するカリキュラムとする。これにより、低年次から複合的な視点での思考や分析に習熟できるようにする。
  • グローバル・イシューについての見識を各学生の問題意識にもとづいて深化させるために、「プロジェクト演習」(2年次)および「演習」(3・4年次)を開講する。
  • 4年間を通しての学びを統合して結実させる機会として「卒業論文」を選択科目として開講する。
  • 専門知識を複数の言語で理解し議論できる能力を養成するために、学科専攻科目のほとんどを英語のみ、または英語・日本語併用による講義として開講する。
  • グローバルな舞台で活躍し、また国内外の国や地域を問わず通用する揺るがない倫理観を身につけるため、半年以上の長期留学を必修とする。
  • 「仏教の思想A・B」(各2単位)合計4単位を、1年次配当で全学必修科目として展開する。また、「仏教の思想A・B」を履修した学生のより高度な知的要求に応える仏教関連科目として、「歎異抄の思想Ⅰ・Ⅱ」(各2単位)を2年生以上に提供する。
  • 人文・社会・自然及びスポーツの分野に属する科目を幅広く開講し、豊かな教養を身に付ける機会を提供する。

4.入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー)

国際学部では、異文化への理解を深めるとともに、自文化についての発信力を養 い、グローバル化が加速する時代において、柔軟な思考と批判的精神をもって対 応できるコミュニケーション能力、問題解決能力及び倫理観を備えた人間の育成を 目指しています。 そのため、次のような人が入学することを求めています。

  1. グローバル化が加速する時代の動向に強い関心と好奇心を有し、学部の教 育理念を深く理解し、強い意欲をもって学んでいこうとする人
  2. 異文化に対して寛容かつ柔軟に対応でき、国際的に貢献したいという明確な 目的意識をもった人
  3. 英語をはじめとする外国語の能力が高く、さらなる向上を目指す人

したがって、高等学校等での学習では、入学までに必要な基礎学力として、様々 なコミュニケーションを行う上での基本ツールとなる英語、国語を中心として、国際 学部で教育を受ける上で基本となる地理・歴史等、社会や文化に関連する科目を 幅広く勉強し、併せて日頃から国内外の社会の動向に関心を持つことを望みます。

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