2007年7月16日午前10時13分ごろ、新潟県中越沖を震源とする震度6強の地震があり、柏崎市を中心として死者10名、負傷者1,300名以上、家屋の全壊951棟、半壊を含む一部損壊3639棟など甚大な災害が発生しました。
本学には、災害救助法が適用された柏崎市、長岡市、小千谷市、上越市、三島郡出雲崎町、刈羽郡刈羽村の地域に実家のある学生が30名在籍しており、家族の無事は確認できているものの、家屋が損壊するなど物質的被害を被った方が数名おられました。また、同地域には112名の卒業生の方が住んでおり、実家の寺院が全壊した方もおられました。
本学では、ボランティア・NPO活動センターが中心となり被災された方々を支援することを目的として義援金活動を実施しました。
募金活動期間 | 7月23日(月)~8月2日(木) |
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募金箱設置場所 | 深草学舎15ヶ所、大宮学舎3ヶ所、瀬田学舎12ヶ所 |
募金総額 | 総額60万円 ※9月5日(水)にセンター長が新潟県柏崎市に直接届けました。 |
義捐金活動と併せてボランティア派遣を検討していたところ、浄土真宗本願寺派から新潟県中越沖地震で被災を受けた国府教区、新潟教区、長野教区の三教区が共同して、国府教区現地緊急災害対策本部に「浄土真宗本願寺派2007(平成19)年新潟県中越沖地震三教区合同ボランティアセンター」(以下 三教区合同ボランティアセンター)を設置し、復旧活動を支援するので、ボランティア派遣についての支援依頼がありました。
このことを受けて、三教区合同ボランティアセンターと協議した結果、(1)ボランティアの宿泊場所は三教区ボランティアセンターが無料で国府別院を提供する、(2)学生ボランティアの京都から国府別院がある直江津までの交通費(17,000円)は本学が補助する、(3)学生ボランティアは、国府別院を拠点として柏崎市内でボランティア活動をおこなう、(4)柏崎市内への移動は、三教区合同ボランティアセンターの送迎車もしくはボランティアバスを利用する、(5)ボランティア活動先、活動内容については、活動当日に柏崎市災害ボランティアセンターで説明、指示を受けることを基本事項として取り決め、学生ボランティアを派遣しました。
派遣期間 | 8月4日(月)~8月24日(日) |
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学生ボランティア活動者数 | 9名 |
活動期間 | 1泊2日・・・1人、2泊3日・・・1人、3泊4日・・・5人、 4泊5日・・・1人、9泊10日・・・1人 |