建学の精神を理解し、グローバル化・多様化した社会で活躍できる人間育成に資する特色ある事業
建学の精神に基づいた、本学のプレゼンスやブランド力の向上に資する事業
(4)建学の精神に基づく、本学ならではの研究を推進し広く世界に発信する事業
その他創立380周年を記念し、様々な事業を展開
<「保護者のためのキャリア・就職支援Q&A情報集」の配信>
保護者の方の関心の高い、就職を取り巻く環境や本学が展開する就職支援など、昨今の学生の就職活動に関するQ&Aを動画で配信する仕組みを構築します。パソコン、スマートフォンなど、時間・場所を選ばずに閲覧でき、学生の就職活動をサポートするツールとして活用できるコンテンツとします。さらに、学生にも閲覧できる環境を整え、低年次から自らのキャリアを考えるきっかけとして活用します。
<「キャリア形成補助金」の創設>
就職活動が始まるまでの間に、学生が主体的に将来の進路を考える姿勢や幅広い就業観を修得しておくためには、実社会を知ることができる様々な機会に積極的に参加することが大切です。そのような学生のキャリア形成に係る活動を援助するため「キャリア形成補助金~自己応募型インターンシップ補助金~」を創設します。遠方で開催されるインターンシップへの参加費用(交通費や宿泊費等)援助を中心に、就職活動前の学生のキャリア形成に係る活動を様々な形で支援します。
グローバルに活躍できる人材を育成する「グローバル・キャリア・チャレンジプログラム(GCCP)」を充実します。本プログラムでは、グローバルにビジネス展開する企業や国際機関での仕事研究を通し「グローバルキャリアとは何か」を学びます。プログラムの最終プレゼンテーション優秀チーム等に参加権を与える海外インターンシップ枠を大幅に拡充し、グローバル社会で活躍できる龍大生の育成を目指します。
学生・教職員・保護者・卒業生が課外活動を行う学生を応援・観戦することにより、課外活動の更なる発展を目指します。硬式野球部「龍産戦」などの応援活動を通じて応援文化を醸成し、学生・教職員・保護者・卒業生が龍谷大学の一員であると強く意識するコミュニティを確立します。
経済的理由等で留学に一歩踏み出せないでいる学生などを主な対象として、留学の道を開く「海外留学サポート奨励金制度」を創設します。留学に対して消極的になっている学生のやる気と熱意を喚起し、選考により奨励金を給付します。学生が海外経験を積むことにより、多様な価値観や異文化理解の促進、更には、海外での学位取得、グローバルにビジネスを展開している企業への就職など、学生のキャリアパスに繋がる制度を目指します。
ゼミや課外活動で行う短期研修および留学生寮としての機能を備えた「学生活動支援施設(仮称)」を新たに建築します。保護者や卒業生の方々にもご利用いただけるように整備し、多くの方々の交流の場を提供します。また、380周年を記念し、本学の認知度や社会的価値を高めるため、京阪電車「深草駅」の駅名を、2019年10月1日より「龍谷大前深草」に変更し、さらに地域に開かれた大学を目指し、地域連携事業を進めます。
創立380周年の基本コンセプト「自省利他」のもとで地球社会の抱える課題の解決に取り組むことを訴求していきたいと考えています。その可能性について、宗教者をはじめ科学者や産業界有識者等とともに考え、社会に訴求する機会として「世界宗教フォーラム」を開催します。さらに、これを契機に、基本コンセプトである「自省利他」を共有しうる国内外の教育・研究機関が共同して多様な社会課題に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献することをめざす「世界仏教コンソーシアム」の創設を進めていきます。
モンゴル国、キルギス共和国に点在する仏教遺跡に関し、本学で実施した発掘調査や研究をさらに深化させるため、現地調査を実施します。本学における特色ある研究の1つとして位置づけ、現地の博物館等と共同研究なども行います。現地調査や発掘調査で得たものは、学内のラーニングコモンズにおいてパネル展示を行うなど学生の興味・関心を高め、教育へも還元していきます。
1639年に西本願寺の教育機関「学寮」として創設されて以来の本学の歴史について、本学が有する貴重な学術資産とあわせて研究を進めます。特に、全国的にも珍しい現存する擬洋風建築の本館をはじめ、国の重要文化財に指定されている明治期に建設された大宮学舎の建築群について、これらが教育のための総合施設であったという特異性も含め、文化遺産としての価値を研究し、次世代に語り継ぐとともに、学内外にアピールしていきます。
教育・研究の奨励を目的とする経費として本寄付金を活用し、各研究所等で実施する特色ある学術研究のさらなる充実・発展を推進します。
新たな社会科学の創造と発展に寄与することを目的とした社会科学研究所が創設50周年を迎えることを記念して、学生参画型の記念事業を実施します。社会科学研究所が組織的に取り組んできた活動や、教員個人の研究に関し、研究と教育の繋がりを感じる機会として、また、特に社会科学系学部の学生が新たな知見を広げる機会として、カンファレンスウィーク、ポスターセッションの実施、懸賞論文の募集などを行います。
大谷探検隊のコレクションをはじめ、写字台文庫、禿氏文庫など本学が所蔵する多くのコレクションの中から、学問分野を超えた貴重な資料を取りあげ、これまで蓄積してきた研究成果を発信する展覧会を開催するとともに、資料を紹介する記念図書を刊行します。本書は、龍谷ミュージアムで開催する企画展「龍谷の至宝」の図録として活用するほか、一般の方に龍谷大学が380年にわたり、蒐集してきたコレクションの特色を容易に理解できる内容とします。
龍谷大学創立380周年を迎えるにあたり、記念となる式典および祝賀会を実施します。式典・祝賀会を通して本学の魅力を学内外に発信し、本学の認知度向上、プレゼンスの向上につとめます。
瀬田学舎開学30周年を迎えるにあたり、学生、教職員、地域住民が参加する式典、講演会・シンポジウムなどの記念イベントを実施します。瀬田学舎30年の歩みを振り返るとともに、イベントを通して瀬田学舎の魅力を学内外に発信し、本学の認知度向上、プレゼンスの向上につとめます。