龍谷大学という名称は、本願寺の山号である「龍谷山」に由来します。この「龍谷」という山号は、親鸞聖人の廟地「大谷」を意味する「豅」という漢字を二つに分けて書き、名付けられたものです。大正7年に公布された大学令にもとづき、同11年、文部省に昇格の申請をしましたが、その際、大学は宗教・宗派の名称を付してはならないことになり、従来の「仏教大学」の名称を急に改める必要が生じたので、熟考の上、さだめたもので、新制大学においてもこれを継承しました。
龍谷大学の校章は、仏教のシンボルである三宝章と、本願寺の紋所である菊くずしを組合わせたものです。すなわち[三宝章画像]は、仏・法・僧の三宝をあらわし、[菊くずし画像]は八角菊くずしの一部です。