Need Help?

Event

イベント

2022.03.25

犯罪学研究センター公開研究会「鑑定人に対する損害賠償請求(民事)事件」

和歌山カレー毒物混入事件 〜裁判官は、科学者の不正を見抜くことができるのか?

開催日時 2022年04月04日 18:00 ~ 2022年04月04日 19:30
開催場所 Zoom
お問い合わせ 犯罪学研究センター [E-mail] crimrc.ryukoku@gmail.com [URL] https://crimrc.ryukoku.ac.jp

龍谷大学 犯罪学研究センター(CrimRC)は、下記のウェビナーを、来る4月4日(月)にオンライン開催します。
【>>お申込みフォーム】
※申込期限:開催当日17:30


犯罪学研究センター公開研究会
「鑑定人に対する損害賠償請求(民事)事件」
和歌山カレー毒物混入事件 〜裁判官は、科学者の不正を見抜くことができるのか?〜

【実施概要】
〔日 時〕2022年4月4日(月)18:00-19:30
〔形 式〕リモート(Zoom)/定員100名 ※要申込・参加無料
〔テーマ〕「和歌山カレー毒物混入事件・鑑定人に対する損害賠償請求(民事)事件」
〔報告者〕:岩井信弁護士ほか原告弁護団
〔コメンテーター〕:河合潤教授(京都大学大学院工学研究科)
〔ナビゲーター〕:石塚伸一教授(龍谷大学法学部)
〔主 催〕龍谷大学 犯罪学研究センター(CrimRC)一般社団法人刑事司法未来(CJF)

【企画の趣旨】
鑑定人による「鑑定不正」と「記者会見」が争われていた民事名誉毀損事件の判決が、2022年3月11日に大阪地方裁判所において、請求棄却の判決が言い渡されました。

判決は、鑑定について数々の問題を指摘するとともに、記者会見は違法であることを認めました。ただし、後者については時効が成立していることを理由に損害賠償の請求を棄却しました。

今回は、林眞須美原告の代理人である岩井信弁護士ほかの弁護団と、証人として2人の鑑定人の問題性について証言された河合潤京都大学教授をお招きして、研究会を開催することにしました。和歌山カレー毒物混入事件や法と科学の問題に関心をお持ちの方は、奮ってご参加ください。
─────────────────
【参考資料】
河合潤著『鑑定不正ーカレーヒ素事件』(日本評論社、2021年)

※上記出版に際して、2021年9月に2回にわたり公開研究会を実施しました。下記、レポートまたは記録映像を参照ください。
【河合潤教授(京都大学)に聞く】和歌山カレー事件と『鑑定不正』連続研究会 開催レポート
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-9357.html

備考:
・Zoomの視聴情報は、お申し込みフォームに入力いただいたメールアドレスに、【開催当日】にメールで連絡します。Zoom情報を、他に拡散しないようお願いいたします。
また、申し込み名とZoomの名前を合わせていただくようにお願いいたします。

・2022年3月11日大阪地方裁判所の判決資料については、近日中にTKCローライブラリーの判例検索で参照できるようになります。

<第1回和歌山カレー事件と『鑑定不正』公開研究会 記録映像を配信中>
2021/09/17 【河合潤教授(京都大学)に聞く】和歌山カレー事件と『鑑定不正』

>>YouTubeで見る
内容:企画の趣旨と作品紹介(30分)、著者講演(30分)
※この記録動画には、質疑応答部分は含みません。

<第2回和歌山カレー事件と『鑑定不正』公開研究会 記録映像を配信中>
2021/09/24 【河合潤教授(京都大学)に聞く】和歌山カレー事件と『鑑定不正』

>>YouTubeで見る
内容:経緯とアンケート紹介(30分)、著者による回答(55分)、総括(5分)
※この記録動画には、参加者の発話部分は含みません。