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2023.11.21

「ドイツにおける制度的レイシズムとNSU事件」【犯罪学研究センター主催】

レイシズムとヘイトクライムの問題について考えてみよう。

開催日時 2023年11月25日 13:30 ~ 2023年11月29日 20:00
開催場所 京都大学北部キャンパス_益川ホール ほか
お問い合わせ 【プロジェクト・ワタン事務局】 〒162-0052 東京都新宿区戸山1‐24‐1 早稲田大学 文学学術院 Eメール:projectwatan3@gmail.com

犯罪学研究センターの活動として、ドイツから人権弁護士のオヌール・エザータさんをお招きし、「《ホームランド》をレイシズムから考える」をテーマに、京都(11月25日)と東京(28日、29日)で連続講演会を開催します(犯罪学研究センター主催)。*1
今回のイベントにお招きするOnur Özata(オヌール・エザータ)氏は、去る2018年8月3日にも、金尚均教授(本学・法学部)が、犯罪学研究センターヘイトクライムユニットの研究の一環として、本学にお招きして貴重なお話をしていただきました。*2
現代社会では、紛争や迫害などが原因で住んでいる地域を離れざるを得ない人びとがいます。そのような人びとは日々どのような暮らしをしているのでしょうか。安住の地はあるのでしょうか。さまざまな観点からこの問題について考えるイベントです。京都・東京で行われる3日間のイベントに是非ご参加ください。



【講演会】オヌル・エザータ弁護士連続講演会「〈ホームランド〉をレイシズムから考える」(犯罪学研究センター主催)


*本イベントは、3日間にわたり、京都と東京において行われます(入場無料・申込不要)。

講師:Onur Özata(オヌール・エザータ)氏(ドイツ・弁護士)
司会;岡 真理 教授 (早稲田大学・文学学術院)
通訳:金 尚均 教授(本学・法学部)、鈴木 克己 教授(東京慈恵会医科大学)

1日目 :   2023年11月25日(土)13:30-16:30 [京都大学 北部キャンパス 益川ホール]
【ドイツにおける制度的レイシズムとNSU事件*3】
解説:金 尚均 教授(本学・法学部)、ディスカッサント:中村 一成 氏(ジャーナリスト/マイノリティの人権)

2日目: 2023年11月18日(火)17:15-20:00 [早稲田大学 戸山キャンパス 36号館682教室]
【移民、難民をめぐる排外主義】
ディスカッサント:中村 一成 氏(ジャーナリスト/マイノリティの人権)、温井 立央 氏(「在日クルド人と共に」代表幹事)  

最終日:2023年11月29日(水)17:30−20:00 [早稲田大学 戸山キャンパス 36号館682教室]
【ナチ・ハンターという使命を背負って】
ディスカッサント: 内海 愛子 氏(恵泉女学園大学・名誉教授/ 歴史社会学)

【主 催】
科研費基盤研究(A)トランスナショナル時代の人間と「祖国」の関係性をめぐる人文学的、領域横断的研究 (研究代表:岡 真理)
龍谷大学 社会的孤立回復支援研究センター、犯罪学研究センター
【後 援】
早稲田大学 総合人文科学研究センター
   


[脚注]
*1 イベントの詳細については、
「科研費基盤研究(A)トランスナショナル時代の人間と「祖国」の関係性をめぐる人文学的、領域横断的研究 (研究代表:岡 真理)」【プロジェクト・ワタン事務局】をご参照ください。→ http://www.projectwatan.jp/archives/activities/activities-3280

*2[参考]
講演会「ドイツにおけるネオナチ組織による連続殺人事件裁判とヘイトクライムの克服」を開催【犯罪学研究センター】(2018.08.20)  
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-2314.html

*3 1998年から2011年にかけて、ドイツ社会を揺るがした「NSU(国家社会主義地下組織)事件」のこと。当初、ドイツ捜査当局は、この事件を国内の巨大なトルコ系移民社会のギャングたちの内部抗争とみて捜査を進めていたが、実態は、極右テロリスト・グループが、人種差別的な動機に基づいて10人を殺害していたものであった。