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2026.05.11

漢字文献情報研究センター開設記念講演会「宗教テキストのデジタルアーカイブが切り拓く新たな地平」

「令和大蔵経」編纂から考える、人文学DXとAI時代の知の未来

開催日時 2026年05月23日 16:00 ~ 2026年05月23日 17:30
開催場所 龍谷大学 大宮キャンパス 本館2階講堂
お問い合わせ 龍谷大学 漢字文献情報研究センター TEL:075-645-2154/Email:kanji@ad.ryukoku.ac.jp

龍谷大学 人間・科学・宗教総合研究センター内の学際的研究プロジェクト「漢字文献情報研究センター」※1の開設を記念し、講演会を開催します。

講師には、仏教テキストのデジタル化を世界的に牽引してきた 下田正弘氏(武蔵野大学ウェルビーイング学部教授、東京大学名誉教授)をお招きします。
下田先生は、大蔵経の全文データベース「SAT大正新脩大藏經テキストデータベース」の構築をはじめ、人文学とデジタル技術を融合する研究を長年推進されてきました。現在は、科研費 特別推進研究として、「令和大蔵経」編纂※2を中心とした大規模な研究プロジェクトを進めています。

本講演では、「令和大蔵経編纂の概要と意義について」をテーマに、AIやデジタルアーカイブ技術が人文学研究をどのように変えていくのか、そして宗教テキスト研究が切り拓く新たな知の可能性についてお話しいただきます。

講演後には、参加者との質疑応答を交えた座談会も予定しています。ファシリテーターは、科研費(A)の研究代表者として、本学を拠点に宗教テクスト文化遺産アーカイブの創成に取り組む阿部泰郎 研究フェローが担当。宗教がもつ宇宙のようなテクストを、デジタルヒューマニティーズはどのように未来へ繋ぐことができるのかを共に考えます。

仏教学や人文学に関心のある方はもちろん、デジタルヒューマニティーズやアーカイブ研究に関心のある方々の参加を広く歓迎します。

【実施概要】
漢字文献情報研究センター開設記念講演会
宗教テキストのデジタルアーカイブが切り拓く新たな地平

・日時:2026年5月23日(土)16:00〜17:30 /開場:15:45
   (講演約60分、座談会・質疑応答約30分)
・会場:龍谷大学 大宮キャンパス 本館2階講堂
・所在地:京都市下京区七条通大宮東入大工町125番地の1     
     (京都駅より北西へ徒歩約15分)→交通アクセス | →キャンパスマップ

・講演タイトル:「令和大蔵経編纂の概要と意義について」
・講師:下田正弘 氏(武蔵野大学ウェルビーイング学部教授、東京大学名誉教授)
・司会:道元徹心(龍谷大学文学部教授)
・ファシリテーター:阿部泰郎(龍谷大学研究フェロー)

・参加:無料・事前申込制(定員:150名)
・申込:→申込フォーム
・共催:龍谷大学 漢字文献情報研究センター | 科研費 基盤研究(A)「グローバル宗教遺産学術アーカイブ国際連携創成による相互理解知の共有」(26H01894)

【講師・下田正弘 氏プロフィール】
1981年、東京大学文学部印度哲学専修課程修了。1993年、博士(文学、東京大学)取得。東京大学大学院人文社会系研究科教授などを経て、現在は武蔵野大学ウェルビーイング学部教授、東京大学名誉教授。
1994年より「SAT大正新脩大藏經テキストデータベース」事業を推進し、仏教テキストのデジタル化研究を世界的に牽引。現在は科研費 特別推進研究「デジタル研究基盤としての令和大蔵経の編纂―次世代人文学の研究基盤構築モデルの提示」(25H00001)の研究代表を務める。また、日本デジタル・ヒューマニティーズ学会理事長、日本印度学仏教学会理事長などを歴任。タイ国議会・仏教功労賞最高賞、中村元東方学術賞、毎日出版文化賞など多数受賞。


大宮キャンパス 本館(重要文化財)外観

大宮キャンパス 本館(重要文化財)外観


大宮キャンパス 本館(重要文化財)2階講堂

大宮キャンパス 本館(重要文化財)2階講堂

【補足】
※1 龍谷大学 漢字文献情報研究センター
2026年度に開設した「漢字文献情報研究センター」は、仏教思想を内包する漢字文献の研究と、その現代的意義の創出を目指す学際研究プロジェクトです。国宝『文館詞林』や『法華三宗相対抄』などの貴重資料を対象に、文献研究に加え、映像・音楽・朗読などのデジタル技術を活用した新たな表現の創作や、教育的発信にも取り組みます。さらに、制作したデジタルコンテンツが現代の若者に与える心理的影響を実証的に分析することで、人文学・情報科学・心理学・芸術を横断する新たな漢字文献研究のモデル構築をめざしています。

※2 「令和大蔵経」編纂プロジェクト
下田正弘氏を研究代表者とする科研費「特別推進研究」による研究プロジェクトです。AI-OCR(人工知能を用いた文字認識)技術を活用し、大正時代に編纂された『大正新脩大蔵経(大正蔵)』を基礎として、デジタル時代に対応した新たな仏典コーパス(電子テキストデータベース)の構築を進めています。
具体的には、一億一千万文字から成る大蔵経について、宋版、元版、明版、高麗版、宮内庁宋版等の異版間における異字を一字単位で校合し、ウェブ上の学術空間においてその改訂を行い、統一的フォーマットでの国際的な普及をめざし、2025年度より研究を遂行しています。
https://reiwadzk.dhii.asia/


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【フライヤー】漢字文献情報研究センター開設記念講演会「宗教テキストのデジタルアーカイブが切り拓く新たな地平」