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2021.01.28

第24回法科学研究会 (犯罪学研究センター「科学鑑定」ユニット)

報告タイトル「再審事件における台湾監察院の寄与」(オンライン開催・事前申し込み制・視聴無料)

開催日時 2021年03月23日 18:00 ~ 2021年03月23日 20:00
開催場所 Zoom(当イベントの専用アカウント)
お問い合わせ 犯罪学研究センター [E-mail] crimrc.ryukoku@gmail.com [URL] https://crimrc.ryukoku.ac.jp

龍谷大学 犯罪学研究センター(CrimRC)「科学鑑定」ユニットは、第24回法科学研究会を、来る3月23日(火)にオンラインで開催します。
【受付終了!>>お申込みフォーム】
>>申込期限:2021年3月23日(火)正午


第24回法科学研究会

日時:2021年3月23日(火)18:00-20:00
場所:Zoom(当イベントの専用アカウント)
主催:龍谷大学 犯罪学研究センター(CrimRC)「科学鑑定」ユニット

タイトル:「再審事件における台湾監察院の寄与」
要旨:
権力分立制の典型である三権分立の制度を適用する国には、国の権力は行政、立法、司法に分かれることが一般的な認識である。台湾では、その行政、立法、司法と並んで、監察、考試が加えられ、五権分立という制度が使われている。そのうち、監察という権限を行使するのは監察院であり、具体的に、会計審査権、中央と地方政府公務員を弾劾し、彼らの違法行為または職務怠慢行為に対して、弾劾権をもつのである。しかし、そのような権限を持つ監察院は、何故再審事件に寄与するのか。そもそも、再審事件とはどのように関わるのか。それは、監察院が上記の権限を行使するために、「調査権」を持つことと関係する。今回の報告において、台湾の監察院はどのような機関なのか、再審事件とどのように関係するのか、再審事件をどのように調査するのかについて、法的根拠から実例までを紹介し、司法以外の権限による再審事件の調査可能性を提示する。

報告者:李 怡修
(一橋大学法学博士・龍谷大学犯罪学研究センター 招聘研究員)


※Zoomの視聴情報は、お申し込みフォームに入力いただいたメールアドレスに「開催当日13:00頃」に連絡します。Zoom視聴情報を、他に拡散しないようお願いいたします。
また、会の進行上、ホストにより発表者以外をミュートとさせていただく場合や、進行の妨げとなる方に退出いただく場合があります。ご了承ください。


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