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2021.09.01

【龍谷大学ATA-net研究センター/犯罪学研究センター共催・ティーチイン】 シリーズ第9回「薬物政策における世界の流れ、日本の流れ 〜日本で、いま、何が起きているのか?」

テーマ:薬物政策における世界の流れ、日本の流れ 〜日本で、いま、何が起きているのか?(オンライン開催・事前申し込み制・参加無料)

開催日時 2021年10月01日 18:00 ~ 2021年10月01日 20:00
開催場所 Zoom(当イベントの専用アカウント)
お問い合わせ 研究部(人間・科学・宗教総合研究センター)ATA-net研究センター事務局   Tel 075-645-2154  Fax 075-645-2240 Web https://ata-net.jp/

龍谷大学 犯罪学研究センター(CrimRC)は、下記のウェビナーを、来る10月1日(金)に共催します。
【>>お申込みページ】
※お申し込み期限:10月1日(金)18:00まで


シリーズ第9回
「薬物政策における世界の流れ、日本の流れ 〜日本で、いま、何が起きているのか?」

日時:2021年10月1日(金)18:00-20:00
形式:Zoom/定員:約200名
報告者:松本 俊彦さん
国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部部長 兼 薬物依存症治療センターセンター長。医学博士。1967年生まれ。93年佐賀医科大学医学部卒業。横浜市立大学医学部附属病院などを経て、2015年より現職。
近著には、『アディクション・スタディーズ― 薬物依存症を捉えなおす13章』(日本評論社、2020年)や『物質使用障害の治療―多様なニーズに応える治療・回復支援』(金剛出版、2020年)『誰がために医師はいる―クスリとヒトの 現代論』(みすず書房、2021年)、『「死にたい」 に現場で向き合う 自殺予防の最前線』(日本評論社、2021年)などがある。

【企画趣旨】
日本の規制薬物の生涯経験率は諸外国と比較して著しく低いとされ てきました。しかし、いま、若年層の大麻乱用が増え、 大麻製品の流通が拡大するなど、 大きな変化が生じていると言われています。厚生労働省は、202 1年1月、医学者・薬学者・法学者、弁護士・製造業者・ 民間団体・ジャーナリスト・ 自治体職員等で構成される専門委員会「大麻等の薬物対策のあり方検討会」を立ち上げました。 同委員会は、同年6月「 大麻等の薬物対策のあり方検討会とりまとめ~ 今後の大麻等の薬物対策のあり方に関する基本的な方向について~ 」を公表しています。

この間、医療技術は大きく進歩しました。アメリカやカナダでは、 大麻を使用した医薬品が販売され、 大麻の使用や所持の非犯罪化が始まっています。世界保健機構(W orld Health Organization:WHO)や国連の麻薬委員会(Com mission on Narcotic Drugs:CND)も、大麻の活用を支持しています。

わたしたちは、この半年間、8回のティーチインと1回の“ えんたく”を開催し、この問題に取り組んできました。論点は、①大麻規制のあり方を含めた法制度のあり方②再乱用防止対策(依存症対策)を始めとした規制政策のあり方です。

今回は、上記の委員会のメンバーであり、 薬物依存の治療に積極的に関わり、 その都度の問題状況に積極的に発言してこられた、松本俊彦さん( 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部部長)をお招きして、「 薬物政策における世界の流れ、日本の流れ〜日本で、いま、 何が起きているのか?」について考えてみたいと思います。


主催:龍谷大学 ATA-net研究センター
共催:龍谷大学 犯罪学研究センター(CrimRC)

※Zoomの視聴情報は、「Peatix」お申込み後に届くメール(自動送信)に表示されます。Zoom視聴情報を、他に拡散しないようお願いいたします。
また、申し込み名とZoomの名前を合わせていただくようにお願いいたします。

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【龍谷大学ATA-net研究センター/犯罪学研究センター共催・ティーチイン】
私たちは、2020年1月、ATA-net研究センターの設立を記念し、イーサン・ネーデルマンさんをお招きして、「薬物政策とハーム・リダクション」に関するシンポジウムを開催しました。その際、つぎのことを確認しました。

薬物との戦争(A War on Drug)」は終わった。薬物の自己使用を犯罪として処理することを止めようという動きが本格的化している。特定の薬物を禁止して、それを使うと捕まえて、刑務所に放り込むという厳罰主義のアプローチは、当事者の回復のチャンスを奪い、支援者との関係を断ち、地域社会の健康に有害な影響を及ぼす。わたしたちは、依存症者を処罰して、社会と刑務所を往復させる「回転ドア」を壊す必要がある。

ところが、これまで処罰の対象となっていなかった大麻の使用を犯罪化・刑罰化しようという論議が始まっています。厚生労働省は「大麻等の薬物対策のあり方検討会」を立ち上げ、医療用大麻の使用を拡大し、これまで処罰対象ではなかった「大麻使用罪」を新設しようとしています。なぜ、日本政府は、世界的潮流に抗うような作業を始めたのでしょうか。龍谷大学ATA-net研究センター犯罪学研究センターは、連続ティーチインを開催して、現実を知ること、政府政策の意味を学ぶことから始めようと思います。


【これまでのティーチイン開催レポート】

>>日本と世界の薬物政策の現状について各分野の専門家に学ぶフォーラム・レポート【犯罪学研究センター共催】

【関連ニュース】
>>2020.02.10News 龍谷大学ATA‐net研究センター キック・オフ・シンポジウム 第1部レポート【犯罪学研究センター共催】
>>2020.02.10News 龍谷大学ATA‐net研究センター キック・オフ・シンポジウム 第2部レポート【犯罪学研究センター共催】