Need Help?

Event

イベント

2021.10.18

【龍谷大学ATA-net研究センター/犯罪学研究センター共催・ティーチイン】 シリーズ第10回「大麻とCBD」

テーマ:大麻とCBD

開催日時 2021年11月02日 18:00 ~ 2021年11月02日 20:00
開催場所 Zoom(当イベントの専用アカウント)
お問い合わせ 研究部(人間・科学・宗教総合研究センター)ATA-net研究センター事務局   Tel 075-645-2154  Fax 075-645-2240 Web https://ata-net.jp/

龍谷大学 犯罪学研究センター(CrimRC)は、下記のウェビナーを、来る11月2日(火)に共催します。
【>>お申込みページ】
※お申し込み期限:11月2日(金)18:00まで/定員に達ししだい受付終了


シリーズ第10回
「大麻とCBD」

日時:2021年11月2日(火)18:00-20:00
形式:Zoom/定員:100名
報告者:吉田 智賀子さん
1971年、東京生まれ。
ロンドン大学SOAS(東洋アフリカ研究学院)政治歴史学部卒、同大学院中東政治修士課程修了。
麻薬対策を含むテロ対策及び治安情勢分析を専門とし、外務省、JICA、国連薬物犯罪事務所(UNODC)パキスタン事務所に勤務。
2019年より英CBDベンチャー企業Always Pure Organics(APO)のコンサルタント、アジア地域オペレーション・ディレクターを経て、2021年8月よりAlways Pure Organics Japan株式会社代表取締役兼任。

【企画趣旨】
世界のCBD(Cannabidiol:カンナビジオール)の市場は、2020年の28億米ドル(約3,000億円)から2028年には134億米ドル(約1.5兆円)に拡大し、CAGR(年平均成長率)は21%以上が見込まれており、北米及び欧州新興株式市場には、CBD製品を取り扱う企業や技術メーカー数も増加し、有望株式投資対象となっています。
CBDが注目されるその理由を、拡大する英国及び欧州市場と法規制、英国での医療大麻合法化、そして国際社会における大麻を含む違法薬物規制の変遷と傾向という観点から考えてみたいと思います。

主催:龍谷大学 ATA-net研究センター
共催:龍谷大学 犯罪学研究センター(CrimRC)

※Zoomの視聴情報は、「Peatix」お申込み後に届くメール(自動送信)に表示されます。Zoom視聴情報を、他に拡散しないようお願いいたします。
また、申し込み名とZoomの名前を合わせていただくようにお願いいたします。

───────────────────────────

【龍谷大学ATA-net研究センター/犯罪学研究センター共催・ティーチイン】
私たちは、2020年1月、ATA-net研究センターの設立を記念し、イーサン・ネーデルマンさんをお招きして、「薬物政策とハーム・リダクション」に関するシンポジウムを開催しました。その際、つぎのことを確認しました。

薬物との戦争(A War on Drug)」は終わった。薬物の自己使用を犯罪として処理することを止めようという動きが本格的化している。特定の薬物を禁止して、それを使うと捕まえて、刑務所に放り込むという厳罰主義のアプローチは、当事者の回復のチャンスを奪い、支援者との関係を断ち、地域社会の健康に有害な影響を及ぼす。わたしたちは、依存症者を処罰して、社会と刑務所を往復させる「回転ドア」を壊す必要がある。

ところが、これまで処罰の対象となっていなかった大麻の使用を犯罪化・刑罰化しようという論議が始まっています。厚生労働省は「大麻等の薬物対策のあり方検討会」を立ち上げ、医療用大麻の使用を拡大し、これまで処罰対象ではなかった「大麻使用罪」を新設しようとしています。なぜ、日本政府は、世界的潮流に抗うような作業を始めたのでしょうか。龍谷大学ATA-net研究センター犯罪学研究センターは、連続ティーチインを開催して、現実を知ること、政府政策の意味を学ぶことから始めようと思います。


【これまでのティーチイン開催レポート】

>>日本と世界の薬物政策の現状について各分野の専門家に学ぶフォーラム・レポート【犯罪学研究センター共催】

【関連ニュース】
>>2020.02.10News 龍谷大学ATA‐net研究センター キック・オフ・シンポジウム 第1部レポート【犯罪学研究センター共催】
>>2020.02.10News 龍谷大学ATA‐net研究センター キック・オフ・シンポジウム 第2部レポート【犯罪学研究センター共催】