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2022.02.17

【報告】海外体験学習プログラム『みんなで考えよう アフガニスタンの事。』開催しました!

なかなか日本にいると触れる事のないアフガニスタンが抱える問題。
現地の国際問題に触れ、考える機会を持つために下記の日程で海外体験学習プログラムを開催しました。

第一部:オンラインプログラム(協力団体:一般社団法人平和村ユナイテッド
    2022年1月13日(木) 18:00~20:30
    参加者26名
第二部:対面プログラム(協力団体:EJAAD JAPAN
    2022年2月5日(土)  13:30~16:30
    参加者10名
    ※コロナウィルス感染拡大の影響を受けて当初の豊中フィールドワークから
     予定を変更し、深草キャンパスにて開催しました。
    ※入室時の検温、マスク着用の徹底、ソーシャルディスタンスの確保等、
     感染対策を徹底して開催しました。

第一部は平和村ユナイテッドの小野山代表をお招きし、アフガニスタンの現状や、NGOとして、平和構築のためにどのように関わっているのかについてお話を伺いました。
写真や動画も交えてのお話で、小野山代表のアフガニスタンに対する熱い想いを感じ取る事のできる内容でした。
参加者はお話の後、グループで感想や疑問点を話し合い、全体で共有しました。
多くの意見があり、その一つ一つに対し丁寧に回答してもらいました。


第一部:木を植え、平和構築を行う


第一部では現地での活動の様子を写真を交えて紹介してもらいました。

第二部は参加者を限定し、EJAAD JAPANの方々を学内にお招きして対面で開催しました。
EJAAD JAPANのジェニファー、筒井両共同代表から団体の活動内容について説明を受け、短時間ではありましたがアフガニスタン現地ともオンラインで繋ぎ、今の想いをお聞きしました。
アフガニスタン女性支援活動の1つである刺繍作品の販売についてもご説明いただき、実際にその商品を手に取って見て、参加者全員でもっと日本で認知・販売するためにはどうすればよいかを考えました。
日本の和柄とコラボした商品を作る、オンラインショップを始めるなど建設的な意見がたくさん出ました。


第二部:活動紹介


参加者で刺繍作品について多様な案を考えました。

【参加者の声】
~第一部~
・「力」ではない解決策の例を写真や動画を見ながら学べることは貴重なことだと思った。
・悲惨な多くの現状がありながらも、現地の方々のために平和を目指して働かれていることは、本当にすごいと思いました。私も将来、そのような意義や理念を大切にする働き方をしたいと思いました。
・ほとんど知らなかったアフガニスタンについて知ることができた。命懸けで生活したり、アクションを起こしたりしている人がいることが印象に残った。
・はじめは「アフガニスタン=危ない国」という偏ったイメージを抱いていました。しかし、平和をつくる活動(力によらない解決)に向けて、平和と非暴力への学びであったり、ピースアクションが行われていたりすることを、写真や映像、そして経験談を通して学び知ることで、プログラム終了後には「アフガニスタン=希望に満ち溢れている国」だと感じるようになりました。
~第二部~
・報道だけでは知ることのできない、現地で活動されている方のお話を聞くことができて、本当に知らないことばかりだということに気づくことが出来ました。今まで、あまり考えてこなかった海外の状況についてもっと知りたいと思うようになりました。
・タリバンが政権を握ったことで国際社会に関わるほとんどが遮断され、アフガニスタンの女性がつくった商品を日本に送れない、支援物資が届かない、外貨が使えなく経済的に困窮しているという現状を知った。
・EJAADさんの刺繍を通した収入向上支援は、単なる貧困支援に留まらず、女性の自立を促し、権利の獲得にもつながるということがとても印象深かったです。地道な草の根の活動の大切さがとてもよく分かりました。
・今回EJAADさんの話を聞いて、アフガニスタンの女性は就労や教育の機会が抑圧され、外に出るのが危険な状況の中で、家の中で刺繍を続けているということが印象に残りました。刺繍はアフガニスタンの女性の仕事として、また心の支えとなっているんだと思いました。

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