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2022.04.01

【報告】IMAGINE ウクライナを知る・考える ~ Imagine all the people Sharing all the world ~

ウクライナに起きていることを知り、世界を考えよう。

2022年2月24日に勃発したロシアによる全面的なウクライナ侵攻。龍谷大学でも様々な取り組みが始まっています。
本センターでは、まずウクライナのことを知り、市民社会の一員として平和構築のために自分たちに何が出来る機会を創りたいと
IMAGINE ウクライナを知る・考える ~ Imagine all the people Sharing all the world~ 
を開催しました。

13:30から開始した3時間のオンライン企画には、60名の申込があり、ライブでの参加は40名でした。(後日、申込者限定のオンデマンドあり)


アナスタシアさん:文化紹介


アナスタシアさん:ウクライナへの想い

第一部では、日本在住ウクライナ人のアナスタシア・コウバさんから、祖国の文化(ウクライナ語や料理、伝統的な服装や、侵攻前のウクライナの社会情勢、現在の状況に対する気持ちを話していただきました。
参加者からはウクライナの言語や食べ物、過去のさまざまな出来事や現在の侵攻に関することなど、たくさんの質問がありました。来日した2年半前から本格的に日本語を学び始めたとは思えないくらいの、流ちょうな日本語を駆使しながら、バラエティに富んだ多様な質問の一つ一つに丁寧に答えていただきました。


栗田さん:寄付をするその先を考える


栗田さん:世界の現状

第二部は関西NGO協議会の栗田佳典さんから、今回の侵攻で日本政府やNGO、大学などがどのような動きをしているのか、特に寄付に関しては視聴者参加型の質問を交えながら、募金をした次の一歩を考えることの大切さ、世界中にはウクライナの他にも紛争が起こっている地域があること、難民や避難民がいることにも関心を向けて欲しいという話をしていただきました。
講演後の質疑応答では、SNSでのNO WARアクション、今求められている支援やその変化、両国を均等に扱う情報についてなど、さまざまな質問があり、時にアナスタシアさんも参加しながら質問に答えていただきました。
時間制限いっぱいまでたくさんの質問が出て、参加者の関心の高さが伺えました。


開催日時:2022年3月31日(木) 13:30~16:30

実施形態:オンライン(ZOOM)

参加対象:本学学生(入学予定者を含む)、および教職員
     
講  師:① Настя Ковба アナスタシア コウバ さん(学生)
     ② 栗田佳典氏(特定非営利活動法人関西NGO協議会事務局次長)

申込者数:60名(当日とオンデマンド参加含む)


最後にお二人から「関心を持ち続けて欲しい」とメッセージをいただき、終了しました。

★参加者の声
・ウクライナの被害をニュースで見て、いつも辛いなあと感じていました。今回参加して、支援の現状やアナスタシアさんのお話も伺って、辛いと思うだけでなくていろいろ考えて自分で行動することの大事さを改めて実感しました。また、ロシア人の方に対する差別もあるとのお話も触れられていて、戦争自体が悪いことなのであって、ロシア国民が悪いのではないということや、被害に対する辛さから加害国を暴力で攻めてしまいそうになるけれど、暴力や武力は絶対にしてはいけないことで、そうではない解決方法を模索しないといけないということを強く感じました。
・アナスタシアさんから当事者のお立場で、ウクライナの方々がどう感じておられるのかなどをお聞きできたことは、特に貴重でした。栗田さんからのお話もとても学びが多かったですし、他の地域で起こっている紛争や他の地域からの難民の日本の受け入れの問題にも目を向けるべきとのご意見はとても共感できました。



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