2022.05.11
ロシアによるウクライナ侵攻で影響を受けている学生の受入れ(第一弾) キーウ大学の学生が龍谷大学に到着 5/13(金) 深草キャンパスにて歓迎セレモニーを実施
【本件のポイント】
- 龍谷大学が学生交換協定を締結しているキーウ大学の学生1名が5月13日(金)に本学深草キャンパスに到着。到着時には、歓迎セレモニーとして、キーウ市と姉妹都市である京都市の門川大作京都市長をはじめ、龍谷大学全体で歓迎の意を示す
- 当日は歓迎セレモニー後に本学入澤学長・門川市長とキーウ大学からの学生との鼎談を短時間で実施予定
- 本学は長期計画(基本構想400)において仏教SDGsを掲げ、誰一人取り残さない取り組みの一環として、ウクライナからの学生を受入れることを表明
- 受入学生については京都市をはじめとする学外関係団体と連携しながら、オール龍谷で支援
【概要】
龍谷大学は、創立400周年を迎える2039年を見据えた長期計画(基本構想400)において仏教SDGsを掲げ、誰一人取り残さない取り組みを推進しています。このことから、本学はロシアによるウクライナ侵攻で影響を受けている学生を早急かつ積極的に受入れ、京都市をはじめとする学外関係団体と連携しながらオール龍谷で支援することを表明しています。その第一段階として5月13日(金)にキーウ大学から1名の学生が本学に到着します。
キーウ大学は京都市が姉妹都市協定を結ぶキーウ市にあり、本学の入澤学長とともに京都市の門川市長が出迎え、京都市と本学が協働して支援します。
当日は以下の体制・スケジュールにて歓迎の意を表します。
■当日のスケジュール(雨天決行)
11:55 龍谷大学深草キャンパス正門前にキーウ大学からの学生がタクシーにて到着
本学学生、教職員がウクライナ国旗の手旗で出迎える中、本学内顕真館まで移動
12:00 関係者が顕真館前にて出迎え歓迎の挨拶
(入澤龍谷大学学長、門川京都市長、本学学生の代表)
キーウ大学の学生からの感謝のことば
12:10 同キャンパス内和顔館「スチューデントラウンジ」へ会場を移し、学長、市長、キーウ大学からの学生の三者で鼎談。
入澤学長より「入学証明書」の授与。
門川市長より「ウクライナ・キーウ京都市民ぐるみ受入支援ネットワーク※1」における受入支援寄付金からの「生活支度金」の贈呈
12:25 報道関係各社による囲み取材の実施予定
■受入れ学生
氏 名:オレクシューク ロクソラーナ
受入身分:交換留学生として文学部に所属
受入期間:2022年度1年間(状況等により延長の場合あり)
■今後のウクライナからの留学生受入れ
今般は第一段階としてキーウ大学から1名の学生を受入れるが、第二段階ではキーウ大学に限らないウクライナの学生を留学生別科生にて2022年度後期より10 名を上限に受入れる。日本語を学んだ後には、それぞれの希望にあわせて学部や大学院への進学をサポートする。
第三段階では本学にてより多くの留学生を受入れるべく、大学内外に協力を要請しながら体制を整備する。
■受入れ留学生に対する本学の支援内容
本学に留学する学生が、母国に帰ることなく日本に住み続けることができるよう、学内外機関と連携しながら自立支援をサポートする。主な支援の内容は次のとおり。
• 生活費の支援(日本政府・学外の財団等からの支援を適用予定)
• 宿舎の提供(本学における無償提供。加えて京都市に支援を要請)
• 受入れ時における身元保証
• 受験料、入学費、学費の免除日本語の授業の提供(無償)
• 難民又は避難民の学生を受入れるための新たな入試制度創出
• 就職を希望する留学生に就職先の斡旋
• 学内外におけるアルバイト先の斡旋
• 本学学生による生活面のサポート
「ウクライナ人道支援特設サイト」は こちら(https://www.ryukoku.ac.jp/ukraine/)
※1 京都市の姉妹都市のキーウ市をはじめ、ウクライナから京都へ避難された方々への支援を行うため、市民や企業、団体等の皆様から住居や物資・サービスの提供や寄付金等を募り、避難者支援に取組む組織(本年4年3月18日発足)。
※2 ウクライナへの人道支援募金サイトはこちら(https://www.ryukoku.ac.jp/donation/)
ウクライナへの人道支援 及び キーウ大学に対する支援を目的とする募金。
龍谷大学及び学友会ならびに龍谷大学の校友会及び親和会の共催により、
個人(教職員、学生、卒業生、保護者、一般)および団体(各教職員団体、各学生団体、各学部同窓会、関係法人)を対象。
※3 自国の政変等の影響を受ける外国人留学生に対する特別援助奨学金
自国の政変、紛争又は情勢不安の影響を受ける外国人留学生が、学費の支弁が困難と認められる場合に、応急に学資を給付することで、学業の継続を支援することを目的とする本学独自の奨学金。

問い合わせ先:
グローバル教育推進センター事務部(北條、近藤、山口)
Tel 075-645-7898 E-mail r-globe@ad.ryukoku.ac.jp