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2022.08.08

【報告】ボランティアリーダー養成講座「自分たちの活動をパワーアップするには?」を開催しました。

センターでは、『ボランティアリーダー養成講座』を年2回、夏期と春期の休暇中に実施しています。主にボランティア活動やサークル活動などをしている学生向けに、活動する中でのチームワークや企画力、コミュニケーション力の向上などを目的としています。

今回は、学生と同世代で#みんなの生理 共同代表を務める谷口歩実さんを講師に迎え、リーダーシップとフォロワーシップをテーマに、ご自身の活動エピソードを交えていただきながらワークショップを行いました。

開催日:2022年8月5日(金)13:30~16:00 
開催場所:瀬田キャンパス 3号館107教室
参加者数:46名



講座では、#みんなの生理 の活動内容についてお話しいただいた後、参加者自身が自分たちの活動と向き合うため、個人ワークやグループワークの時間を数回設けました。

「なぜ活動をするのか?」という問いかけでは、「原体験」→「価値観」→「行動」という流れで、グループのメンバーと共通の価値観を見つけるというワーク。
次に「良いチームを作るためには」では、活動を一文で表した文を作り、全員が気持ちよく活動するためのルールや明確な役割分担、目指すリーダーシップの在り方などのお話。
また「活動のステップ」では、計画を立て→実行し→評価とお祝いをする という流れの中でのポイントなど、同世代だからこその響く言葉で参加学生にお話しいただきました。


                           

--------------------- 参加学生の声 -----------------------

共通の価値観を持つために、一人一人が意見をしっかり述べ、話し合うことがどれほど大切かということを改めて知りました。時間がないからと疎かにするのではなく、とことん話し合いをし、活動する上で共通の価値観を見出すことをこれから意識していきたいと思います。〈文学部4回生〉

リーダーに求められることは責任を負うことではなく、みんながリーダーと同じくらい責任を持って自律的に行動できるような環境づくりをするということ。組織で活動をする際は何のために行動するのか、しっかり最初にみんなの心に刻むことなんだと感じました。〈社会学部3回生〉

明確な役割分担、役割に誰かを当てはめるのではなく、それぞれに向いている役割をつくるということが印象的でした。 団体内でのほうれんそう(報告・連絡・相談)やスケジュール共有のしかたを、もう少し聞いてみたかったです。〈法学部2回生〉

グループで活動しやすいようにする方法が知りたかったので、共通の価値観を持って行動することと、ゴールから逆算して計画を立てることが参考になりました。いろんな価値観があるので、話し合うことですり合わせができるのではないかと思います。
〈農学部3回生〉

長期的な企画をするときに、自分たちが目標に向けて前進できているのか不安になることがあるので、定期的にお互いを認め合うことをしていこうと思いました。 〈文学部2回生〉

自分も参加していることを意識して、まとめる立場になくても自分に何ができるか役割を考えていこうと思いました。
〈社会学部1回生〉

自分達の行なっている活動を、一言の文章にすることで、初めてその活動について知る人にも伝わりやすく、分かりやすいと思うので、目的・メンバー・活動を自分達の中で明確にして活動に取り組んで行きたいと思います。〈文学部4回生〉

グラウンドルールや役割分担の他、お祝いも取り入れようと思います。反省会やふりかえりが今まで重視されていることが多く、良かったことをあまり共有できていなかったので実施していきたいです。 〈経営学部2回生〉

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谷口さんには#みんなの生理の活動の傍ら、さまざまなメディアに出演されたりとお忙しい中、この日のために準備いただき心よりお礼申し上げます。
これらの感想からも、お話しいただいた内容に触発された様子が伺えました。学生たちが今後の活動に活かしていくことを期待しています。

ボランティアリーダー養成講座は、ボランティア活動だけでなく、サークル活動やゼミ活動などでも活かせることを提供しています。関心のある学生のみなさんは、ぜひ春休みの講座をチェックしてください。



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