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2022.09.09

日本スポーツ産業学会にて「スポーツ庁長官賞(最優秀賞)」を受賞【経営学部スポーツサイエンスコース松永ゼミ】

 日本スポーツ産業学会第31回大会(2022年7月9日(土))アイディアコンペにて、経営学部スポーツサイエンスコース松永ゼミの有志3名と松永敬子教授の企画提案が、「スポーツ庁長官賞(最優秀賞)」を受賞致しました。


 このコンペは学生のみを対象としたものではなく、大学および企業などの研究者(学会員)がエントリーをすることができます。第1次選考(学会委員)、第2次選考(スポーツ庁職員)を通過した、最終の決勝プレゼン進出の5組は、我々龍谷大学の1グループ、企業3グループ、大学教員+企業の合同チーム1グループという中での受賞となりました。
 学会大会アイディアコンペのテーマは、「スポーツのDX化」と「これからの学校運動部活動」の2つが設定され、松永教授の研究フィールドとなっている過疎地域(長野県阿智村)をモデルケースとして、学生のアイディアを踏まえた「過疎地域におけるICTを活用した運動部活動の活性化」についての提案をしました。
 今後は、今回の提案を実現すべく、学会誌への投稿を含めた研究活動、そして産公学連携プロジェクトの教育活動としても継続していきたいと考えており、9月以降には実証実験のテストをスタートさせる予定です。

【受賞テーマ】「過疎地域におけるICTを活用した運動部活動の活性化」

  龍谷大学 経営学部 スポーツサイエンスコース 松永ゼミ
        3年:村地 颯斗
        3年:吉田 匠吾
        3年:田邉 凌汰
        研究代表:松永敬子

※昨年度は、日本スポーツ産業学会第30回大会にて、学会長賞(優秀賞)を受賞させていただきました。その際の企画提案も実現に向けて産公学連携プロジェクトとして進めております。
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-8988.html


【スポーツサイエンスコース松永ゼミ プロジェクトメンバーのコメント】
●経営学部スポーツサイエンスコース3年 村地颯斗(リーダー)
 この度、私たちは「過疎地域におけるICTを活用した運動部活動の活性化」というテーマで日本スポーツ産業学会第31回大会アイデアコンペにエントリーし、スポーツ庁長官賞という素敵な賞をいただくことができました。
 過疎地域の運動部活動が抱える課題の解決を目指し、松永先生が以前から繋がりのある阿智村をモデルに取り上げ、阿智村でのICTを活用した部活動実施方法について提案を行いました。提案内容を考えるにあたって、本学が連携協定を結んでいるNTT西日本様とグループ会社のNTT Sportict様、そしてNPO法人チャレンジゆうAchi様や阿智村役場の方にヒアリング調査をさせて頂きました。また、コロナ禍で入学をした私たちの学年にとって学外での活動というのはこれまで少なく、最終審査で帝京大学のホールで多くの方の前で発表をさせて頂けた経験というのもとても貴重な経験でした。私は人前で話すことが苦手で、できるだけ人前に出ることを避けていましたが、今回の経験のおかげで以前よりも人前に出ることが怖くなくなったように感じます。今回、得られた経験を活かして今後のゼミ活動も精進していきます。
 今回このような賞を受賞できたのは自分たちの力だけではなく、ヒアリング調査に協力してくださった方々、REC(龍谷エクステンションセンター)事務部、経営学部教務課、教学部スポーツサイエンスコース、親和会関係者をはじめ、たくさんの方々のご支援、ご協力があってのことです。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。今回の提案が提案だけで終わらないよう、今後もゼミ活動を通して取り組んでまいります。

●経営学部スポーツサイエンスコース3年 吉田匠吾
 このような素晴らしい賞を受賞できたことをとてもうれしく思います。今回のこのスポーツ庁長官賞は、私たちの提案内容をご理解いただき時間を割いてくださった皆様のご協力あっての結果です。本当にありがとうございました。
 受賞までの過程を振り返ったときに頭に浮かぶのは「奇蹟は起きます。それを望み奮起する者のもとに、必ず、きっと。」という名言です。一次審査へのエントリーから始まり、最終審査のプレゼン前日の最後の最後まで準備することができたからこそ、成人式会場くらい大きなホールで、しかも自分たち以外の発表者は企業や大学教員の方々という緊張感ある状況でも、自信をもって発表に臨むことができたと思います。目標に対して時間をかけて準備することで目標達成に近づくという経験は、人生においてもとても重要なことだと思います。そして今回の提案のゴールは、この提案を実現させることです。実現するにあたって解決すべき問題はありますが、提案の実現に向けて準備を進めていきたいと思います。今回はこのような経験をさせていただきありがとうございました。

●経営学部スポーツサイエンスコース3年 田邉凌汰
 今回の受賞は、これまで応援とアドバイスをくださった先生、そして事務職員の皆様やゼミの先輩方と同期の仲間、さらにヒアリングをさせていただいた皆様のご協力があっての受賞であると身に染みて感じております。心より感謝申し上げます。
 私自身、授業の関係で最終プレゼン当日は出席することができませんでしたが、チームの一員としてエントリーから最終調整まで一緒に取り組めたことを非常に誇らしく思います。
舞台に立つ2人の表情を写真で見た時、緊張を抱えながらも自信を持って挑めたのだと感じられ、自分にできることは全てやり切れたと思いました。
 この提案を受賞で終わらせるのではなく実現に向けて今後も取り組み、スポーツ産業の発展に貢献できればと思います。この度は本当にありがとうございました。

※学部共通コースについてはこちらから
https://www.ryukoku.ac.jp/faculty/course/