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2022.11.22

経営学部4年生が「みんなの食料安保!10,000人シンポジウム2022」に登壇しました【経営学部】

 経営学部・藤岡ゼミに所属する4年生西井佳音さんが、JAグループ主催「みんなの食料安保!10,000人シンポジウム」(2022年10月13日)に登壇しました。
 今回のイベントは、「食」と「農」をとりまく5つの課題を解決するためにJAが提唱する「国消国産」をテーマに、学生だけでなく全国農協青年組織協議会長・農林中金総合研究所執行役員基礎研究部長といった様々な立場の方が「食」の未来を考えるものです。
 藤岡ゼミでは、学生がマーケティングの原点である市場の創造を目標に学びを深めています。また、理論のみならず実際に地域の産地と連携して商品開発し、それを販売するためにマルシェの企画から実施まで行うなど実践にも力を入れています。

 今回の登壇するにあたり、西井さんはイチゴ農家とスイートコーン農家で体験したことを話題提供しました。また、そこで学んだ「伝える農業」の重要性について、藤岡ゼミで取り組んだ「ブドウ山椒の一大生産地(有田川町)の農家の高齢化・後継者不足の解決」と関連付けて話されています。


■西井さんの発表は以下のURLからチェック!(JAグループ主催「みんなの食料安保!10,000人シンポジウム」(令和4年10月13日開催))
 ※西井さんの登壇は34分56秒より
 https://youtu.be/AHKMDA3AbCI




【西井さんのコメント】

藤岡ゼミの活動内容について
 藤岡ゼミでは、商品開発や未活用資源の活用により産地が抱える問題の解決を目指しており、わたしたちの代では「ぶどう山椒の発祥地を未来へつなぐプロジェクト」に取り組んでいます。
 山椒の名産地である有田川町は「作り手の高齢化」や「後継者不足」といった問題を抱えています。このような解決するために山椒の認知度調査をしたり産地と自治体と協力して新商品を開発したりしています。また、商品開発ではアイデアをただ出すのではなく企業の方とよりよい商品の開発ために交渉をしたりマルシェを企画し販売したりしてぶどう山椒の魅力を多くの人に知ってもらえるように頑張っています。

ゼミの魅力は?
 藤岡ゼミのモットーである「行ってこい、やってこい」の精神から来るチャレンジを受け入れる風土がゼミに根付いていることだと思います。
 ゼミ生が「こんなことがやってみたい!」「あんなことにチャレンジしたい!」と言った時に、「頑張っておいで!」と藤岡先生は送り出してくださいます。力不足な所も多々ある学生を信じて、背中を押してくださる藤岡先生の姿勢には尊敬しかありませんし、ここまで学生の自主性、チャレンジシップが尊重されるゼミで活動できていることを誇りに思っています。
 また、ゼミ生の多様性も藤岡ゼミの魅力です。ゼミ生全員が多種多様な強みや魅力(もちろん弱みも)を持っていますし、本当にいろんな人がいます。そんな中で、強みは活かし、お互いの弱みは補完しながら、チームひいてはゼミ全体の目標の達成に向けて、真摯に、本気で活動に取り組めるメンバーが多くいる所も藤岡ゼミの魅力だと思います。

参加のきっかけ
 昨年度参加し、ブロック優勝したアグリカルチャーコンペティションで、プレゼンテーションの様子を見てくださっていた関係者の方が、関西代表として是非藤岡ゼミ生にと登壇の機会をいただきました。※1

参加した感想
 まずは、このような貴重な経験をさせていただけたことに心より御礼申し上げます。今回のシンポジウムをきっかけに、私個人としても改めて日本の食や農の未来について考えることができました。今回のシンポジウムで得た学びを活かし、今後もアカデミックな側面から日本の食や農の発展に向けた取り組みに尽力していこうと思います。

インタビュー協力者 藤岡ゼミ 西井佳音さん


■藤岡ゼミのアグリカルチャーコンペティション(※1)の活躍は以下のURLからチェック!>
・2019年、アグリカルチャーコンペティション2019においてブロック優勝【経営学部・藤岡ゼミ】
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-4591.html

・2020年、龍谷大学経営学部 藤岡ゼミナールがぶどう山椒を研究テーマに アグリカルチャーコンペティション2020で 最優秀賞と学生投票最多得票賞をダブル受賞
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-6663.html

■経営学部 藤岡ゼミURL
https://fujiokaseminar-hp.amebaownd.com/

■JAグループ主催の「みんなの食料安保!10,000人シンポジウム」の公式ホームページ
https://ja-group-symposium.com/