2023.03.02
関係校・敬愛中学校の修学旅行を深草キャンパスで初受け入れ【高大連携推進室】
本学との宗門関係校である敬愛中学校(福岡県北九州市)の関西修学旅行(2/28,3/1~3)の一環として3月1日、中学2年生61名が本学深草キャンパスを訪問しました。この訪問は、同校から関西方面への修学旅行で本学と連携できないかとの相談を受けたことをきっかけに今回初めての実施となりました。
深草キャンパスに到着した同校生徒は、大学の役割や中学高校との学びの違いなどの説明を受けた後、「プレゼンテーション」(プレゼン)班と「アグリカフェ」班の2グループに分かれて活動しました。
プレゼン班の発表テーマは「北九州の歩き方~私たちの街の魅力を発信し、観光に来てもらおう~」。生徒らは探究学習として学校所在地の北九州市の観光地やグルメを事前に調べて発表するもの。プレゼンの実施にあたっては、高大連携サポーターなど本学学生12名が支援し、発表内容の確認など準備を行いました。
プレゼン発表では、評価を行う学生に対し、8チームがそれぞれ北九州市や門司などの観光地や地元グルメの魅力をアピールすると、講評した学生からは「動画を組み込んだスライドづくりにびっくりした」「北九州市を訪問したくなった」と高評価でした。
一方、アグリカフェ班は「バラしてみよう!~そこに“ある”のに“見えないもの”を可視化してみよう~」をテーマに、農学部の別役重之准教授(生命科学科 )と山口道利准教授(食料農業システム学科 ) からレクチャーを受けました。
農学研究科の大学院生の手助けのもと、顕微鏡を使ってかいわれ大根の道管を観察した生徒は「きれいに見える」「おもしろい」と興味津々の様子でした。
2グループの合流の後、「アドミッション☆サポーター」(アド☆サポ)によるキャンパスツアーや22号館生協食堂で学食を体験。出発前にはプレゼン発表の優秀賞が発表され、第1位に選ばれたチームには龍谷大学オリジナルタオルが贈られました。
生徒らはキャンパス風景をバックにクラスの集合写真を撮影し、次の目的地にバスで向かいました。プレゼン発表にアグリカフェ参加のみなさんお疲れさまでした。大学ライフを少しでも体感してもらえればうれしいです。あと2日間、楽しく学んでください。
高大連携推進室では、高校に対する教育プログラムを提供してきましたが、最近では宗門関係校の中学校から連携を希望されることが増えてきました。浄土真宗本願寺派の教育グループ「龍谷総合学園」の一員として、宗門関係校からの期待に応えていきます。
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プレゼン発表をサポートする大学生が自己紹介

プレゼン原稿をサポート学生と確認

プレゼン発表本番。スライドも見やすい

学生による講評では高評価が続出

アグリカフェの様子

顕微鏡でかいわれ大根の道管を観察

アド☆サポによるキャンパスツアー

プレゼン1位グループに大学グッズのタオルを進呈

班ごとに記念撮影。引率の先生もお疲れさまでした!