2023.08.28
【ノータバコ13】若者の健康と喫煙
以前にも簡単に紹介していますが、「若者の健康と喫煙」には深い関係があります。
厚生労働省「e-ヘルスネット」の「若者の健康と喫煙」から少し詳しく紹介すると…
喫煙開始年齢が早いほど、健康被害が大きく、またニコチン依存も強くなります。
発育期の細胞は感受性が高いため、発がん性物質の悪影響を受けやすい、あるいは動脈硬化病変を起こしやすいことを示す報告があるほか、未成年の喫煙者で咳、たん、息切れの症状、呼吸機能の低下との因果関係が確認されています。
また、国内外の研究から、喫煙開始年齢が早いほど、がんや心血管疾患などたばこに関連する病気になりやすく、早世するリスクが高くなることが明らかになっています。
10代から吸い始めた人は20代で吸い始めた人よりも、また20代で吸い始めた人は30代で吸い始めた人よりも、ニコチン依存度の高い人の割合が多くなっています。
若いうちに吸い始めた人は、よりたばこをやめにくいと考えられます。
早くから喫煙を始めると、がんをはじめとする大きな病気にかかりやすく、
また、呼吸機能の低下など日常生活にも支障が生じてくる可能性が高まります。
そして、早世するリスクまで高まる…。
さらに、ニコチンの依存度が高く、やめにくい…。
本学では多くの若者が集い学んでいます。
若者と喫煙の関係、特に健康面で重層的で大きな問題を抱えているからこそ、
ぜひノータバコを実現してもらいたいと考えます。
出典:厚生労働省「e-ヘルスネット」喫煙者本人の健康影響
執筆:平野 公康、中村正和
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/tobacco/t-02-006.html