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2023.08.09

高大連携協定校の大谷高校とオープンキャンパス連携企画を実施【先端理工学部✕キャリアセンター✕高大連携推進室】

高大連携協定校である大谷高校(京都市東山区)の生徒や保護者を対象とした、オープンキャンパスとの同時開催となる高大連携企画を8月5日、瀬田学舎で開催し、同校の生徒や保護者28名が参加されました。

この企画は昨年に続いて2回目。昨年は先端理工学部の紹介や模擬講義で構成していましたが、理系人材のキャリア形成について知ってもらおうと元大手電機メーカーで採用責任者を務め、現在はキャリアセンターの理系キャリアアドバイザーである田村光夫氏による講演を加えました。

この企画の発案者でもある先端理工学部応用化学課程の富﨑欣也教授(高大連携推進室副室長)による学部紹介のあと、同校卒業生で現在は知能情報メディア課程で学ぶ学生が研究活動や学生生活について紹介。引き続き、応用化学課程の小寺康博准教授(無機材料化学)が「身近なトピックスと大学で学ぶ化学」をテーマに模擬講義を行いました。

小寺准教授は講義の冒頭で研究者になるまでのストーリーを海外留学時代の写真を交えながら紹介し、「私の専門は国際基準。どこの国に行っても通用する面白さがある。学生時代はぜひ高みをめざしていろいろなことにチャレンジしてほしい」とメッセージを送りました。

その後の田村氏の講演「これからの理系キャリアを考えよう!」では、大学院進学が研究の経験値を高め、就職先の幅を広げるなど元採用担当者ならではの視点で理系学生のキャリア形成の特色について紹介。聴講する生徒の傍らで保護者の方は熱心にメモを取っておられました。

入学から学生生活、大学院への進学意義や就職についての情報など盛りだくさんでしたが、これから大学で学ぶイメージをつかむ機会になればうれしく思います。同校とは引き続き協議を重ね、有意義な高大連携教育を展開していきます。

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開会で挨拶を行う富﨑欣也教授


大谷高校出身学生が研究活動などを紹介


小寺康博准教授による模擬講義の様子


田村光夫氏が理系キャリアについて解説