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2023.09.11

前期の集大成イベント「浮き輪でGO!」を開催しました【社会共生実習】

 社会学部の「社会共生実習(コミュニティの情報発信!レク龍プロジェクト)」(担当教員:コミュニティマネジメント学科 教授 久保和之)では、8/7,23,24の3日間にわたり、大津市の真野浜水泳場で「浮き輪でGO!」というイベントを開催しました。

 このイベントは、人が乗れる大きな浮き輪(フロート)を引っ張って競争するもので、受講生たちはイベント当日までに進行についての検討、スタッフTシャツの作成、広報用ポスターの作成、当日の目印となるのぼり旗の作成など、さまざまな準備をおこないました。
 また、このイベントはもともと昨年度の本プロジェクト受講生が企画したものですが、大変好評であったことを受けて、今年度のメンバーが引き継いで更にバージョンアップさせて臨みました。

 いずれの日程も、イベント参加者上限枠の16組を超える応募があり、大盛況でした。本記事の取材は最終日の8/24におこないましたが、この日も9:00から受付を開始し、1時間後には満員となる盛況ぶりでした。


受付の様子

 開会式では、受講生からこのイベントの趣旨とルール説明がなされました。特に、趣旨については、次のようなことが伝えられました。
 「このイベントは、平日の真野浜を盛り上げることを目標に開催しました。皆さまに楽しんでもらうことはもちろん、このイベントからどうすれば皆さまに楽しんでいただくことができるのかということを学ばせていただきます。そして、この私たちの活動から笑顔・楽しいといった感情が生まれて、それが連鎖していくことを願っています。大げさかもしれませんが、その先にあるのが世界平和であり、私たちはこれを究極目標として設定しています。今日はその世界平和に一歩でも近づけるように皆さまに楽しんでもらえればと思っています。」


開会式の様子

 フロートを引く人は全長18mの距離を走ることになりますが、水深が深くなると水圧で思うように走れません。途中でフロートが転覆する場面もありましたがそれでも一生懸命ゴールを目指します。


レースの様子


レースの様子

 レース中、受講生たちは、実況担当、スタート・結果発表担当、タイム・結果の記録担当、転覆時のフォロー担当とそれぞれに役割分担を決めて全てのレースを無事に進行しました。


レース中の受講生の様子


レース中の受講生の様子


レース中の受講生の様子


レース中の受講生の様子

 参加者の方からは、「泳ぐのとは違って水の中を走るのは体力が必要で、楽しかったけどとても疲れました」、「来年も開催されたら絶対参加します、楽しかったです」といったお声をいただき、閉会式では、レース優勝者、準優勝者、両者以外のベストタイム者に景品の授与もあり、参加した皆さんに楽しんでいただくことができました。


レースを楽しむ参加者の様子


レースを楽しむ参加者の様子


優勝チームの皆さん
おめでとうございました!


参加者の皆さんと記念撮影

 イベント終了後、受講生からは、「準備期間に作成したポスターを学内に貼りまわったのですが、そのポスターを見て来てくれた龍大生ペアがいてとても嬉しかったです」、「当日は、レースが巻いたり隣で開催しているイベントに参加されている方を待つ時間があったりと、なかなか思うように進行できず苦戦しました。あまり時間をあけすぎるとうだってしまうので、そのあたりの裁量が難しかったです」、「ひとつのイベントを開催するために、下準備や事務的な作業など、あらゆる準備が必要であるということがわかり大変勉強になりました」といった感想がありました。


終了後の記念撮影


スタッフTシャツ

 このイベントを開催するにあたっては、毎年この時期に真野浜水泳場でイベント「真野浜ゴザ走り」を開催されている川崎孝浩さん(合同会社CLAP×CLAP・代表)の全面的なバックアップをいただいています。
 イベント準備期間中には、本学にお越しいただき、イベント企画についてのご講演や受講生らの準備進行状況に合わせたアドバイスをいただきました。(記事:「イベント会社の視点から広報を考える」参照)また、当日は音響設備についてのレクチャーやイベント進行に関わるフォロー、参加できなかった一般者の方へのお詫びの気遣いまでしていただきました。この場を借りて、深くお礼申しあげます。誠にありがとうございました。
 川崎さんからは、来年度は「真野浜ゴザ走り」とは日程を分けて、「浮き輪でGO!」だけで集客してみましょうといった提案もいただいています。
 来年度また本プロジェクトのメンバーは変わってしまいますが、今年度の受講生たちがどのように次期生たちにバトンを渡すのか、楽しみです。


川崎さんからレクチャーを受ける様子

 今後受講生たちは、今回得た経験を生かして広報活動についてより深く考察します。また、9月には徳島県で開催される「第77回全国レクリエーション大会2023」にも参加して学びを深める予定です。

本プロジェクトで発信している情報は【Twitter】【Instagram】からご覧いただけます。

社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。