2023.10.16
【ノータバコ24】男性も知って欲しい、女性と喫煙
日本において女性の喫煙率は男性に比べて低く、これは本学においても同様です。
さらに、本学における喫煙率はかなり低下しており、結果、女性の喫煙者数はかなり少数となっています。
少数とは言え、女性の喫煙者もいますので…
- 女性の喫煙による妊娠出産への影響として、早産、低出生体重・胎児発育遅延などが挙げられる。
- また生殖能力低下、子宮外妊娠、常位胎盤早期剥離、前置胎盤を引き起こす可能性が指摘されている。
といった喫煙と妊娠出産に係る問題について、まず紹介しておきます。
そのうえで、男性にも関わる女性の喫煙の問題について紹介します。
日本では、上述のとおり女性の喫煙率は低いものの、家庭での受動喫煙がほぼ毎日あったという人は女性の方が多く、受動喫煙による妊娠出産への悪影響の回避が課題となっているとのことです。
以前にも紹介したように、受動喫煙は、喫煙者が吸う主流煙と同等、もしくはそれ以上の有害物質が含まれる煙を吸わされるものです。
その影響が、男女を問わない健康問題に及ぶだけでなく、女性にとっては妊娠出産にも及ぶわけです。
将来、家庭を持った際に、パートナーや子どもの健康を脅かすことになるかもしれないのです。
また、路上等、様々な人が行きかう場所で喫煙することにより、タバコを吸わない人にこのような悪影響を及ぼします。
できるだけ早く、卒煙・禁煙しましょう。
また、
他人の健康を害する卒煙支援ブース以外での喫煙は厳に慎んでください。
参考・出典:厚生労働省e-ヘルスネット 「女性の喫煙・受動喫煙の状況と、妊娠出産などへの影響」
執筆 平野 公康、中村 正和
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/tobacco/t-02-003.html