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2024.03.08

【報告】2023年度国内体験学習プログラム「福島スタディツアー」を実施しました

福島スタディツアー ~福島の“今”を見、福島を生きる人々の“言葉”を聴き、そして“自分”を見つめる~

ボランティア・NPO活動センターでは、2015年より継続して「福島スタディツアー~福島の“今”を見、福島を生きる人々の“言葉”を聴き、そして“自分”を見つめる~」を実施しています。
今回は、2024年2月17日(土)~2月20日(火)の3泊4日で実施しました。
このプログラムでは、福島の浜通りと中通り地域を訪問し、そこで福祉関係者やNPOのスタッフ等の様々な立場の方からお話を聴かせていただきました。また、震災遺構や伝承館なども見学しました。
たくさんのことを学び・考え・悩んだ4日間となりました。貴重なお話を聴かせてくださったみなさま、本当にありがとうございました。


2/17 うつくしまブランチの方のお話を伺う


2/18 福島市の梨農園見学


2/18 東日本大震災・原子力災害伝承館の視察


2/18 震災遺構の浪江小学校の視察

ツアー概要

【1日目】2/17(土)

朝、京都駅を出発し、新幹線で福島市へ。

到着後、オリエンテーションの後、特定非営利活動法人うつくしまブランチの方よりお話を伺いました。

 

【2日目】2/18(日)

午前:福島市内の阿部農園を訪問。梨農園を見学しながら、安全なものを提供するための努力や葛藤等についてお話を伺いました。その後、浜通り地域へ移動。

午後:東日本大震災・原子力災害伝承館と震災遺構・浪江町立請戸小学校、大平山霊園を見学しました。

 

【3日目】2/19(月)

午前:南相馬市内のフィールドワーク。車窓見学およびロボットテストフィールド、俺たちの伝承館、大悲山の石仏を見学しました。

午後:南相馬市社会福祉協議会の方々と意見交換および防災プログラム体験を行いました。その後、さぽーとセンターぴあ代表の青田さんのお話を伺いました。

 

【4日目】2/20(火)

午前:Fスタディツアーの案内のもと、富岡町の漁港や夜ノ森地区を視察、および大熊町の災害公営住宅や交流ゾーンがある地域を車窓視察しました。

午後:いわき市へ移動し、「原子力災害考証館」を見学し、館長の里見さんのお話を伺いました。 ふりかえりの後、京都に向けて出発し、21:30京都駅解散

 

その後、3月5日(火)に深草キャンパスにて事後学習会を行い、4日間の学びを参加学生が、自分の言葉で語り合いました。


2/19 ロボットテストフィールドの見学


2/19 俺たちの伝承館見学


2/19 大悲山の石仏の見学


2/20 富岡町の漁港の見学


2/20 考証館の見学と館長の里見さんのお話を伺う


2/20 最終日のふりかえりの様子

参加学生の感想

・自分の目で見て耳で聞き、人の想いに触れたからこそ分かること、これから考え続けたいと思えることが見つかった。また、今まで東日本に限らず被災地支援として自分に何ができるのだろうか?と思っていたが、まずは正しい情報を知り、それを伝えることが大切というシンプルだが1番重要なことを知ることができた。

・実際に足を運んで、行く前と行った後で東日本大震災、原発についての考え方が変わりました。そして、被災者・被災地のさまざまな問題が未だに解決されていない現状を知ることができました。この福島スタディツアーでの学びが私の大学生活に変化を与えてくれました。

4月に報告会を実施予定です。
詳細が決まりましたら、あらためてお知らせいたします。ぜひ、ご参加ください。


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