2024.05.14
滋賀県立東大津高等学校(文部科学省「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」指定校)との連携に関する覚書を締結【先端理工学部】
【本件のポイント】
• 本覚書締結により、同校と本学先端理工学部は、技術者教育に関する教職員の交流を促進します。
• また、本学先端理工学部は、滋賀県立東大津高等学校の生徒向けに、動画やWeb、VRなどの様々なコンテンツメディアやコンテンツ制作等についての特別講義を行います。
【本件の概要】
学校教育において、近年の激しい産業構造や就業構造の変化、科学技術の高度化および情報化などの社会の変化を視野に入れつつ、自ら学び、自ら考え、自ら判断する等の「生きる力」を育成する教育が求められています。
特に、技術者教育ということでは、自ら考え、判断し行動できる資質や能力を持つとともに、高度な専門知識、技術および技能を有する技術者を育成することが必要であり、専門高等学校および理工系大学の果たす役割は大きくなっています。
滋賀県立東大津高等学校と龍谷大学先端理工学部は、こういった社会情勢等を考慮のうえ、生涯にわたって学習する意欲と態度を育成するとともに、基礎となる知識や技術・技能、学び方などを確実に身に付けることを重視した教育の在り方や高等学校での教育と大学での教育に関する教育接続などを共に考え、実践するため、覚書を交わす運びとなりました。
【締結の経緯】
きっかけとなったのは、本学先端理工学部が滋賀県立美術館で実施した、学生たちによる「星空」をテーマにした体験型デジタルアート制作・展示でした。この情報を知った東大津高等学校より、文部科学省高等学校DX加速化推進事業指定校(DXハイスクール)(※)の申請にあたり、本学先端理工学部との連携により、メディアアート(デジタルアート)に挑戦したいとの打診から、今回の覚書締結に至りました。
今回の覚書締結により、本学が今後、人材育成の発展に一層寄与することを期待します。
(※)文部科学省「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」
情報、数学等の教育を重視するカリキュラムを実施するとともに、ICTを活用した文理横断的な探究的な学びを強化する学校などに対して、そのために必要な環境整備の経費を支援する事業。