2025.02.07
【報告】「リーダー」や「リーダーシップ」「フォロワー」について考えるワークショップを実施
大学生活を送る中で、サークル活動やゼミ活動など、様々なチームとして活動する場面があり、意識していなくても「リーダー」的存在が生まれ、活動しています。
そもそも「リーダーってどんな人?」「リーダーシップって何?」「フォロワーって?」
それぞれの活動を、悩みながら手探りで進めている参加者の皆さんと共に、理論や事例などを交えながらワークショップを通して、一緒に考える講座を開催しました。
実施日 2025年2月3日(月)13:30~16:30
場所 深草キャンパス22号館302教室
協力団体等 川田 虎男さん
(埼玉県立大学 准教授、NPO法人ハンズオン埼玉 代表理事 他)
参加人数 48名
■概要
以下のプログラム構成で行いました。
1.講師自己紹介
2.前半のワークショップ
問① 残念なリーダーとは?
問② 理想のリーダーとは?
3.リーダーとは何か?講義
4.後半のワークショップ
問③ フォロワーとして必要な姿勢とは?
問④ リーダーシップを身に着けるために必要なことは?
5.目標のリーダーを探せ!講義
■参加者の声
・今までなんとなく理解していたことに名前があることを知り、理論で学ぶことが出来たことがとても学びになりました。シェアド・リーダーシップで動くことを目標に、様々な経験を積んでいったり専門性を持って、自分の強みを極めたいと思いました。
・今回の講義で、特に印象に残ったのはPM理論で、リーダー1人だけではなく、副リーダーと二人三脚で集団をまとめる。ということが、当たり前なことだけど、リーダーとして集団をまとめるとなった時にその責任感の重さから忘れていました。
副リーダーと一緒に集団をまとめていくことでより実現性高く、よりよい集団を作り上げていくことができるかなと思いました。
・個人的にリーダーに抱いていたイメージは、周囲にどんどん指示をしてみんなを引っ張っていく、カリスマ的な動きをする人だと思っていました。しかしそうではなく、時と場合に応じて役割を変化させたりすることも大切なのだと感じました。
・リーダーをリーダーとして機能させるには、フォロワーを機能させることの大切さを学び、決してリーダー1人で全てを担うのではなく、周囲に頼ってもいいし、周囲の支えがあってこそ組織というものは機能するのだと感じた。
今回の講座の申込フォームには、この講座に期待していることについて予め尋ね、講座に反映させるように工夫しました。
組織運営系の講座を従来から実施しており、年々、学生スタッフ以外の龍大生の参加が増えていて、同じ課題意識を持った学生達の交流の場になっていると感じています。
今後も学生にとって有意義な講座を提供していきたいと思います。