2025.03.24
政策実践・探究演習(海外)フィンランドPBL 現地レポート(6)【政策学部】
2025年3月15日〜24日、欧州グリーン首都賞受賞都市であるラハティ市の循環経済(サーキュラーエコノミー)について学ぶため、LAB応用科学大学が開催した現地プログラムに21名の学生が参加しました。滞在中のレポートをお伝えします。
3月21日(金)
ラハティ応用科学大学で過ごす最終日。午前は、7つのグループごとにこの5日間で学んだこと、ハイライト、気づきを発表しました。日本のプレゼンテーションとは異なり、笑いと個性あふれるまとめ方に刺激を受けました。最後に一人ずつ名前を呼ばれ、終了証を受け取りました。
午後は、貸切バスに乗って北上し、サルパウッセルカのジオパークへ。ここは2022年にユネスコ世界ジオパークに認定された地域です。講義で聞いたネイチャーポジティブを実際に体験しました。焚火で焼いたフレンチトーストとコーヒーをいただいた後、ガイドの方と一緒に湖畔を散歩。澄んだ空気と森の佇まいを感じ、フィンランドの人が大切にしてきた精神にすこし触れることができました。
〈活動内容〉
本日は、朝7時55分にホテルのロビーに集合し、バスで大学へと移動しました。移動後、8時45分頃からグループごとにプレゼンテーションの準備を行い、いよいよ9時からは各グループによるプレゼンテーションが始まりました。発表の内容では、まずグループメンバーの紹介があり、その後、5日間の講義を通して得た学びや新たに気づいたこと、さらには自国との違いに驚いた点などが報告されました。
午後はバスに乗って、森や湖の近くまで移動しました。湖の近くでフレンチトーストとコーヒーを食べながら、海外の留学生との最後の時間を楽しみました。そして日本のお菓子や味噌汁をお土産として渡しました。日本のお土産に興味津々で喜んでくれました。その後は、それぞれ湖畔を歩いたり写真を撮ったりして各々の時間を過ごしました。
〈一日を振り返って〉
今日は、最終日のプレゼンテーションを行いました。プレゼンテーションは英語での発表ということで緊張しましたが、海外の留学生たちが中心となってくれたおかげで無事やりきることができました。それぞれの発表に特徴があり、動画を作成している班やメンバーに写真をステッカーにしてスライドに使用する班もあり、日本とは異なる様々なアイディアのスライドが見られ、とても参考になりました。
すべてのプレゼンテーションが終了した後、修了証とラハティ応用科学大学のトートバッグをもらいました。自分たちが5日間頑張った証が形として残ったことがとても嬉しかったです。
午後に向かった湖は波の形が残ったまま凍っていました。とても広大で美しかったです。空気もおいしくフィンランドの自然を堪能しました。留学生との別れの時間になると、本当に別れが惜しくなりました。
これまでの5日間を振り返ると、私たちの成長としては初日と比較して積極的にコミュニケーションを取るようになりました。私自身、最初は初めての海外だったため、多国籍且つ慣れない英語に戸惑いうまく会話ができませんでしたが、最終日にはつたない英語でも伝えようと前向きになることができました。この経験は日本に帰ってからもきっと役立つと思います。ラハティは今日までですが、明日からはヘルシンキでの観光を楽しみたいと思います。
(政策学部 2回生 木村つばさ、高月亜美、田島優芽)