2025.03.24
政策実践・探究演習(海外)フィンランドPBL 現地レポート(7)【政策学部】
2025年3月15日〜24日、欧州グリーン首都賞受賞都市であるラハティ市の循環経済(サーキュラーエコノミー)について学ぶため、LAB応用科学大学が開催した現地プログラムに21名の学生が参加しました。滞在中のレポートをお伝えします。
3月22日(土)
ラハティ応用科学大学での研修が終わり、今日はヘルシンキへ。市内を縦横無尽に走るトラムを乗り継ぎながら、各々観光や買い物を楽しみました。世界一の図書館と評されるヘルシンキ中央図書館では、土曜日ということもあって子どもから大人までリラックスした様子で寛いでいました。
オールドマーケットホールなどで昼食をとり、ヘルシキンキの街並みを見ながら散策しました。
〈活動内容〉
今日はラハティを離れて、朝から小一時間ほど電車に揺られ、ヘルシンキへ向かいました。ヘルシンキ駅に着いたあと、タクシーでホテルまで。トラムの一日乗車券を購入し、ヘルシンキ駅まで戻りました。
その後は、各自でヘルシンキを満喫しました。ヘルシンキは街並みがとても綺麗なので、写真を沢山撮りながら観光しました。日本とは全く異なり、ヨーロッパ特有の景色がとても印象的でした。街中に柵なども特になく、トラムが走っていることも日本では無いことなので、驚きました。
私たちは、初めにヘルシンキ中央図書館を訪れました。その後は、ムーミンショップや青空市場、オールドマーケットホールで沢山のお土産を購入しました。最後に訪れたヘルシンキ大聖堂は、真っ白な外壁がとても綺麗で、室内には大きなパイプオルガンもありました。
ヘルシンキの街は、どこを歩いても美しかったです。歴史ある建物や活気あふれる市場、そして洗練されたデザインが融合したこの街を存分に楽しむことができました。ヘルシンキ大聖堂の荘厳な雰囲気を味わいながら、充実した一日を締めくくることができ、とても素敵な思い出となりました。
〈一日を振り返って〉
今日は約1週間過ごしたラハティを離れ、フィンランドの首都ヘルシンキへ移動しました。ラハティを後にするのは少し寂しかったですが、それ以上に充実した日々を過ごせた満足感がありました。
ヘルシンキに到着すると、街並みの美しさに思わず感動しました。もともとヨーロッパのレンガ造りの建物が好きだったこともあり、ヘルシンキの街はまるで映画のワンシーンのように感じられました。また、ラハティと比べると交通量も人の多さも格段に多く、改めて首都ならではの活気を実感しました。
最初に訪れたのはヘルシンキ中央図書館でした。館内はとても明るく、木の温もりが感じられるデザインで、開放的な雰囲気が印象的でした。日本の図書館とは異なり、館内にはカフェやレストランが併設されており、自由に飲食ができる空間になっていました。また、斜めになった床やユニークな形の椅子など、訪れる人それぞれのスタイルでくつろげる工夫がされていました。本を読むだけの場所ではなく、市民が気軽に集い、リラックスできる場として機能していることが伝わってきました。
その後、念願のムーミンショップへ向かいました。店内には可愛らしいトートバッグや食器類、キーホルダーなどが並び、どれも魅力的でどれを買うか迷ってしまいましたが、お土産としていくつか購入しました。さらに、フィンランドの人気ブランドマリメッコのショップも訪れ、カラフルで洗練されたデザインの雑貨やファッションアイテムを楽しみました。
次に訪れたのは青空市場です。ここではフィンランドらしいハンドメイドのアクセサリーや工芸品、新鮮な果物やベリー類が並び、地元の人々と観光客で賑わっていました。市場は港のそばにあり、カモメが飛び交う様子や、遠くに観覧車が見える風景がとても印象的でした。市場の雰囲気を楽しんだ後、オールドマーケットホールにも足を運びました。室内型のマーケットには地元の食材が豊富に並んでおり、昼食にサーモンサンドイッチを食べました。お店の店員さんが日本に行ったことがあるらしく、日本語で話しかけてくれたことがとても嬉しかったです。
午後はヘルシンキ大聖堂を訪れました。フィンランドを代表する観光スポットのひとつですが、残念ながら工事中で外観がカバーに覆われていました。しかし、それでも堂々とした建物の雰囲気は伝わり、ヘルシンキの象徴的な存在であることを実感しました。
夜は、今回の滞在最後の夕食として、フィンランドの伝統料理であるトナカイ肉を初めて食べました。見た目は牛肉に似ていましたが、味は意外とあっさりしていて、クセも少なく食べやすかったです。フィンランドならではの貴重な体験ができたと感じました。
明日はお昼過ぎまでヘルシンキを観光することができるので、思い残すことがないように、最後まで存分に楽しみたいと思います。
(政策学部 2回生 松井恵里、岡田莉奈、水野若菜)