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2025.03.25

【報告】令和6年能登半島地震 第5回災害支援ボランティア活動(教職員対象)を実施しました。【ボランティア・NPO活動センター】

2025年3月21日(金)~23日(日)、内閣府の特定非営利活動法人等被災者支援活動費補助金を活用し、教職員を参加対象とした能登半島地震災害支援ボランティア活動を実施しました。
本学の教職員6名が参加し、ボランティア・NPO活動センター職員5名を合わせて計11名が活動しました。


炊き出しに向けて鍋や米を洗う


豚丼の炊き出しにたくさんの方が並ばれました


龍大メンバーで集合写真


終了後のミーティングの様子。本学学生(個人参加)がコメントしています。

3月21日(金

通常業務終了後、金沢へ移動 (金沢泊)

 

3月22日(土)

浄土真宗本願寺派能登半島地震支援センター主催で行われた能登町役場内浦総合支所での炊き出しの活動に参加しました。

豚丼を約500食提供し、同時開催の子ども縁日では、フランクフルトやポップコーン、綿菓子などの提供に加え、わなげやストラックアウト等のレクリエーションを行いました。

龍大メンバーは、豚丼の調理と、後半は子どものレクリエーションのブース運営を担当しました。

夜は、能登半島地震の復旧に携わる方のみ宿泊を受入れておられる和倉温泉の宿泊施設に1泊し、宿のスタッフから、地震発生当時の対応や建物の被害状況等についてお話を伺いました。


子ども縁日の様子


子ども縁日のストラックアウト


被災した施設内の見学


護岸工事についてのお話を伺う

3月23日(日)

リブート珠洲の復興支援ツアーに参加しました。

見附島からスタートし、避難所となっていた宝立小中学校では避難所運営のお話や、リブート珠洲が立ち上がった経緯等について伺いました。その後、町の中を徒歩およびバスで移動し、被災状況を視察、広大な敷地の災害ごみ仮置き場を外から見学しました。

道の駅で特産品等を購入、地元の食材をつかった昼食場所を案内していただき、ツアーが終了しました。


リブート珠洲の復興支援ツアーに参加


復興支援ツアーの途中で集合写真

【参加者の声】
・初めてのボランティア参加で、最初は気後れしていましたが、作業が始まると戸惑っている暇もありませんでした。臨機応変な対応が必要な場面が多くありましたが、誰も文句を言わず、叱責や怒号が飛び交うこともなく、助けあいながら作業することで、時間通りに食事を提供することができました。その裏では本願寺のスタッフの皆さんが前日深夜まで丁寧に準備をされていたことを後になって知り、頭が下がる思いでした。準備や段取りの大切さを学ばせて頂きました。
また、ボランティアに参加していた本学の学生が本願寺の職員さんとの信頼関係を構築し、現場を任され奮闘している姿に感動しました。学生の力は凄いなと改めて感じました。
レクレーション活動では、慣れないゲーム遊びでしたが、子供たちの笑顔で疲れが吹き飛びました。
亀裂が残る道路をバスで走り、被災した部屋が残るホテルでの宿泊、被災現場の見学ツアーでは、倒壊したままの家屋やお寺などを目の当たりにし、被害の甚大さを肌で感じて大変ショックでした。人々が土地を離れている現状も知り、まだまだ復興には時間がかかると思いました。
貴重な機会を与えて頂きありがとうございました 。また、微力ながらボランティアに参加させて頂きたいと思います。

・「百聞は一見にしかず」という言葉を体感した。 ニュースや記事、伝聞で震災の状況を知っていたが、現地(悪路・倒壊家屋・更地化・ゴーストタウン化)を目の当たりにして、実際に生活されている方、復興業務に従事されている方の空気感を体感できた事は貴重な時間となった。

・今回の企画はふだん仕事を共にすることのない教職員をつなげるきっかけにもなったと思います。副次的な意味でも参加してよかったと思っています。今後も教職員対象の企画を積極的に提案していただけたら幸いです。

 

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