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2025.07.09

政策実践・探究演習(海外)台湾PBL 国立政治大学との国際交流プログラム(2)【政策学部】

 龍谷大学政策学部と台湾・国立政治大学は、2024年から2025年にかけて相互訪問型の国際交流プログラムを開講しています。

 2025年7月3~7日、国立政治大学の学生と教職員が来日し、台湾PBLの学生とともに深草・瀬田キャンパス、京都府笠置町や南山城村にて、里山保全や茶産業の現状について学びました。

7月4日(金)
 午前は、京都府農林水産部農産課参事 浅野智士氏から「『「森の京都」「お茶の京都」の政策と取り組み』について話を聞きました。午後は瀬田キャンパスへ移動し、先端理工学部環境科学課程 林珠乃実験講師から「里山「龍谷の森」の現代的利用」について野外活動を伴う講義を受けました。
〈午前〉
 台湾学生と共に、京都におけるお茶の政策について講義を受けました。茶葉の利用が減少しているなかペットボトル飲料での消費は増加しているなど、身近な課題を抱えていることがわかりました。ブランド化や茶をより身近にする政策によって新たな価値をお茶に付加することで販売促進に繋げていることを知り、京都のお茶をもっと飲まなきゃいけないなと感じました。台湾に訪れた際にも茶畑や茶産業の見学を行ったので、比較を行うことでより良い茶産業政策が構築できると考えました。

(政策学部 3回生 喜多宥太、3回生 木村涼太、3回生 中尾藍士、3回生 西田知輝)


講義の様子

〈午後〉
 午後は瀬田キャンパスへ移動し、林講師より「龍谷の森」の成り立ちやこれまでの変遷、現在の活用方法について学びました。龍谷の森ではこれまで龍谷大学の講義や学生サークル活動に加え、学外団体による取り組みも含めて、準絶滅危惧種であるタカの営巣支援やニホンミツバチの保護、マツタケづくりのプロジェクトなど、多様な環境保全および自然との共生活動が行われてきたことを知りました。汗ばむ陽気の中、途中で雨にも見舞われましたが、参加者同士で励まし合いながら龍谷の森をハイキングし、質疑応答を通じて、理解を深めるとともに交流も深まりました。


龍谷の森のハイキング


二ホンミツバチの養蜂箱の見学