2025.10.01
「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」に瀬田キャンパス施設を練習会場として提供【瀬田事務部】
今年度、滋賀県で開催されている国民スポーツ大会「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」に対し、瀬田キャンパスでは施設の一部をバドミントンやテニス競技などの練習会場として提供し、協力しています。
本学では、施設提供に加え、複数の学部や様々なサークルなどが大会運営や地域連携の面で協力しており、大学全体として大会を支える取り組みが進められています。こうした活動は、学生・教職員が地域社会とつながり、実践的な学びを深める貴重な機会にもなっています。
瀬田キャンパスでは9月26日(金)から9月30日(火)の間、国スポに出場するテニスとバドミントンの選手たちの公式練習会場としてテニスコートおよび体育館が活用され、全国から集まった代表選手たちが本学の施設で大会本番に向けた最終調整を行いました。
この貴重な機会を通じて、本学硬式庭球部の学生が選手と交流し、9月28日には合同練習を組むことも実現しました。学生にとって、トップアスリートの技術を間近で学ぶ貴重な経験となっています。
また、発酵醸造食品機能性研究センターでは、滋賀県の食材を活用し、運動後のリカバリーをサポートする高タンパク質の「滋賀県版アスリートデニッシュ」を開発しました。
この取り組みは、農学部・経営学部・社会学部の教員による学際的研究プロジェクトの一環であり、経営学部・経済学部・法学部・政策学部のスポーツサイエンスコースの学生をはじめ、農学部と社会学部の学生も参画しています。
さらに、同センターでは、農学部の教員・学生や鮒寿司メーカーと連携し、これまで活用が限られていたニゴロブナの雄を使った「フナズシクッキー」も新たに考案されています。
これらの研究成果から生まれた商品は、滋賀国スポ・障スポ会場内の「おもてなSHIGAエリア」などで試食として提供され、アスリートの栄養サポートと地域特産品の発信という側面からも大会を盛り上げています。
今回の大会は、学部やサークルに所属する学生、教職員、研究センターなど、大学全体から多くの関係者がそれぞれの立場で深く関わり、龍谷大学の総合力が発揮されています。
出場される選手の皆さまには、日頃の練習の成果を存分に発揮されることを心より願っております。