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2025.10.14

【柔道部】2025世界ジュニア選手権大会 森近 颯(営2)63㎏級で世界チャンピオンに【学生部/スポーツ活動・文化活動強化センター】

 2025年10月5日(日)から8日(水)にかけて、ペルーのリマで開催された2025年世界ジュニア選手権大会に、本学柔道部 森近 颯選手(営2)が日本代表として出場し、見事金メダルを獲得しました。
 本大会は、ジュニア世代(20歳以下)の世界一を決める世界大会です。森近選手は、昨年度も本大会に出場し3位(銅メダル)に輝いています。(https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-15538.html

 全日本学生柔道体重別選手権大会で”学生日本一”をつかんだ大会(https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-17395.html)から間もなく、開催国ペルーに飛び立った森近選手。ハードスケジュールでコンディション面が心配される中、初戦となった2回戦はBOURSAS選手(フランス)に序盤から指導を奪い優勢に立つと、最後は延長戦に入り崩袈裟固「有効」で優勢勝ちを収めます。続く3回戦は、FERNANDEZ選手(スペイン)、本戦終盤に崩袈裟固「有効」を奪い優勢勝ち。準々決勝はCHANAMBAM選手(インド)と対戦し、序盤から指導を奪いペースを握ると最後は延長戦で指導3つ目を奪い反則勝ちで勝利します。準決勝はRUSSO選手(イタリア)。序盤は森近選手が積極的に攻め指導を奪いリードするも、その後は一進一退の攻防が続きました。そして、長い延長戦の末、開始から13分9秒に森近選手が渾身の大内刈を押し込み「技あり」奪取。しんどい試合を勝ち切り決勝の舞台に勝ち上がります。
 決勝はMARTYNENKO選手(IJF)と対戦。開始12秒に小内巻込「有効」を奪い早々にリードすると、続く1分13秒に背負投「有効」でポイントを追加します。その後も攻め手を緩めず2分51秒に足払「有効」で3つ目のポイントを奪い、危なげない試合を展開するも終盤は首抜きの反則で指導を奪われるなど追い詰められる展開に。しかし最後はしっかりと守り切り試合は終了。
 1週間前に”学生日本一”に輝いたばかりの森近選手が連戦を勝ち抜くタフさを魅せつけ、”学生王者”に続く”世界一”に輝きました。



左から2番目:63㎏級金メダリスト 森近 颯選手(営2)

\森近 颯選手(営2)のコメント/
今回の大会は二度目の世界ジュニアということもあり、絶対に優勝するという気持ちで挑みました。
初戦から動きはあまり良くはなかったのですが、龍谷でやってきた寝技で勝負を決めることができて良かったです。
組手や試合展開に課題が見えたので普段の練習の中で克服していきたいと思います。
また、一週間後に団体があるので全員で優勝目指して頑張りたいと思います。沢山の応援、サポートありがとうございました。