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2025.12.08

【柔道部】グランドスラム・アブダビ 女子70kg級 西條 里奈子選手(営4)第5位【学生部/スポーツ・文化活動強化センター】

 2025年11月28日(金)から30日(日)にかけて、アラブ首長国連邦・アブダビで2025年グランドスラム・アブダビが開催され、本学柔道部から西條 里奈子選手(営4)が女子70㎏級に出場し、見事5位に入賞しました。
 先日の講道館杯で準優勝に輝いた功績を経て、初の日本代表に選出。ワールドツアーのトップ大会であるグランドスラムに出場しました。
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-17563.html
 
 初戦は、GRUENEWALD選手(ドイツ)、初の舞台に緊張のせいか、序盤から硬さが見られましたが、中盤に大外刈「有効」を奪い、初の国際大会初戦を突破します。
 2回戦は、PETERSEN POLLARD選手(イギリス)、先に掛け逃げで「指導」を奪われるも徐々に主導権を握り、最後は延長戦4分10秒に相手に3つ目の「指導」が入り反則勝ちを収めます。
 続く準々決勝は、DE VOOGD選手(オランダ)、昨年の優勝者を相手に開始40秒に「指導」を奪われると次の送足払「技あり」で大きくリードされます。しかし、ここから西條選手が勝機を見出すべく粘り強く戦い寝技に持ち込むと1分37秒に縦四方固「有効」を奪います。そして、逃げる相手にそのまま抑え込み直し2分2秒に縦四方固「一本」、ワンチャンスを活かす逆転勝ちで強豪を退けます。
 準決勝は、第1シードで世界ランク2位のCOUGHLAN選手(オーストラリア)、耐久型の相手に対し、中盤に「指導」を奪いリードします。そして、このまま勝利に向かうかと思われましたが、本戦残り50秒で相手の得意技・小内刈に捕まります。西條選手もよく反応し腹這いに逃れますが、まさかの「有効」を奪われ試合終了。国際基準の判定で勝利をつかむことができませんしたが、3位決定戦へ挑みます。
 3位決定戦は、ERIKSSON選手(スウェーデン)、序盤に「指導」を奪われますが、徐々に西條選手が主導権を握り始めます。そして、勝ち筋が見え始めた延長戦1分57秒、西條選手が不十分な組手で仕掛けた大外刈を裏投に切り返され「技あり」。最後は少し焦りが出てしまったのか、優勢負けという結果に終わりました。優勝も見えていただけに、銅メダルも逃す悔しい5位に終わりましたが、初の国際大会で入賞を果たす素晴らしい戦いでした。

 さらに、本学柔道部OGで63㎏級に出場した檀野 芽紅選手(コマツ/23営卒)が金メダル、48㎏級に出場した森 結愛選手(ヤックス/22法卒)が銅メダルに輝き、卒業生の活躍が光りました。
 引き続き、本学柔道部へのご声援をどうぞよろしくお願いいたします。


女子70㎏級 第5位 西條選手