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2026.03.11

【ゼミ活動紹介】経済学部 大原盛樹ゼミ②:台湾での研究旅行【経済学部】

八田与一氏(1930年に完成した烏山頭ダムの建設を指揮)銅像の前で

 国際経済学科大原ゼミ(アジア比較経済論)の2025年度活動紹介の第2回は、2025年8月16~24日に行った台湾研究旅行の紹介です。

 第1回で紹介した岡山県真庭市のフィールド調査で、日本の林業の再興のためのCLT生産を拡大する鍵が海外市場の開拓にあること、そしてその有望な輸出先の一つが台湾であることを理解しました(リンク:【ゼミ活動紹介】経済学部 大原盛樹ゼミ①:岡山県真庭市の林業・木材産業視察【経済学部】)。
 それに基づき、台湾の建築業・建材市場の状況と日本産CLTの販売可能性を理解するため、台湾で現地調査を行いました。
 内容は、①現地大学でのワークショップ(研究発表会)、②企業と政府系組織の訪問調査、③消費者へのアンケート調査、です。もちろん観光も楽しみました。
 9日間で、台北、宜蘭、新竹、台中、嘉義、阿里山、台南と台湾を縦断しました。宜蘭では銘建工業が輸出したCLT建築を訪問し、当時の設計者と現在の使用者に同社の評価を聞きました。日本を代表する建材商社、ジャパン建材の台湾子会社で台湾の建材市場を学びました。またヤマハ発動機と椿本チェインの現地子会社(工場)、さらにハイテク都市、新竹にある工業技術研究院とハイテクパークを訪問し、目覚ましい台湾の産業発展の現場に触れました。
 台中にある逢甲大学で学生同士の研究ワークショップを開催し、現地学生にアンケート調査を実施しました。木質素材をふんだんに使った同校の新校舎を訪問し、その設計を担当した楊副学長にもヒアリングを行いました。
 観光も楽しみました。台湾の以前の林業の中心地であった阿里山の森林を探索し、また日の出を堪能しました。日本植民地時代に建設された嘉南平原の灌漑インフラである烏山頭ダムや台湾で最初の港湾都市である台南もまわりました。
 多数の皆様の献身的なご協力のおかげで、貴重な知見とデータを得ることが出来ました。台湾の皆様の優しく熱いおもてなしをいただき、とても明るく楽しい旅となりました。全員にとって忘れがたい貴重な経験になったと思います。


棗稲田レストラン(宜蘭:銘建工業CLT使用):設計者にヒアリング


逢甲大学(台湾)経済学部で研究発表会


逢甲大学経済学部のメンバーおよび楊副学長と


逢甲大学でアンケート調査


椿本チェイン工場見学(桃園)


工業技術研究院を視察(新竹)


阿里山(嘉義県)頂上のご来光


阿里山国家森林遊楽区の「水山巨木」に圧倒される


安平城堡(台南)