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2026.07.01

RYUKOKU PRIDE LETTER vol.3

SOGIEを考えるメールマガジン

SOGIE/LGBTQ+に関する取り組みについて定期的に発信していきます。

【東京プライドに学生と教職員が参加しました】



性のあり方にかかわらず誰もが自分らしく生きることができる社会を目指すアジア最大級のイベント「東京プライド2026」が東京都渋谷区の代々木公園で開催され、龍谷大学から学生と教職員が合同でブースを出展、2日目のパレードには安藤徹学長をはじめ、教職員とDEI基礎講座の学生たちも参加し、株式会社チェリオの方々と一緒に渋谷の街を歩きました。


ブースでは「一番自分らしくいられる時は?」というテーマで来場者にコメントを書いて貼っていただくワークショップを行いました。たくさんの方がメッセージを書いてくださり、いろいろなお話を聞きながら、学生たちは笑顔でコミュニケーションをとっていました。なお、ワークショップ参加の方には「京飴 龍谷玉」にメッセージを添えて配布しましたが、用意していた約200個が1日目の途中でなくなってしまうほどの大盛況でした。
驚いたことに、龍谷大学以外のブースでも龍谷大学生や龍谷大学の校友が活躍されていたり、今年卒業したばかりの校友がブースに来てくださったりと、たくさんの方々と触れ合い学び合える機会となりました。

【開催レポート:性別移行をめぐる社会と医療のリアル】

6月17日、オンラインで現代的課題と建学の精神プログラム「性別移行をめぐる社会と医療のリアル」を開催し、48名が参加しました。講師の西田 彩さんと、石原広章さんの講演の要約です。

今回の講演と対談では、性別移行についての法律や社会の状況、医療について伺いました。まず重要なのは、性別移行は単なる見た目の変化ではないということです。身体や法律、社会での扱い、人間関係まで含めた、長期的で個人差の大きいプロセスです。さらに、最近の法改正により、手術をしなくても性別変更が可能になりつつあり、若い世代の生き方の選択が広がっています。
また、「トランスの人をどう扱うか」ではなく、そもそも社会の仕組みが誰かを排除していないかを見直すことが重要です。例えば、更衣室の問題も、トランスの問題ではなく、プライバシーが不足している構造の問題として考えるべきです。

対談では、より現実的な課題として、医療の不足や地域格差が挙げられました。
専門医が少なく、遠方から通院する人や、危険な個人輸入に頼る人もいるという現状は、制度の未整備を示しています。
トランスジェンダーに対する否定的な意見の背景には「不安」があります。そのため、対立するのではなく、共通の課題として解決していく姿勢が大切です。
この問題には唯一の正解はなく、対話し続け、状況に応じて考え続けること自体が重要であると思います。




【性の多様性に関する基本指針が改訂されました】


本学では、人権に関する基本方針のもと、2017年に「性のあり方の多様性に関する基本指針」を策定し、性的指向や性自認等に関する様々な取り組みを推進してきました。その一方で、社会において、性的マイノリティに対する偏見や差別が依然として存在しており、多様な性のあり方を尊重するための継続的な取組が必要であると考え、大学として性の多様性に関する取組を一層推進するため、あらたに「性の多様性に関する基本指針」として改訂されました。

詳細 性的指向・性自認・性表現等(SOGIE)に関する龍谷大学の対応について

【今後の予定】
■スペシャル対談「多様性を結びなおす」
 対談者 李 琴峰さん × 安藤 徹 学長
 開催日 2026年7月22日(水) 
 場 所 深草学舎 顕真館
 詳 細 https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-18578.html


発行:龍谷大学宗教部 (2026.7.1)

【バックナンバー】
・Vol.2 2026.6.1.
・Vol.1 2026.5.1.