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2026.07.28

京都におけるオーバーツーリズム問題の本質 『混雑』や『マナー』以上のリスクとは

‐大学公式Webサイトで最新コンテンツを公開中‐

 

 

 

最新号

URL

 

 

https://www.ryukoku.ac.jp/being/15/

 


【本件のポイント】 

  • 京都におけるオーバーツーリズム問題は、地価高騰や地域コミュニティの変質による「住めないまち」へと変容することである。 
  • 龍谷大学BEiNG最新号では、都市計画を専門とする阿部大輔教授が、オーバーツーリズムによって市民生活の基盤が失われるリスクと、その背景にある構造的な問題を分析。 
  • オーバーツーリズムの根本的な課題を明らかにするとともに、市民の暮らしと地域文化を守りながら、観光と地域社会が共生する持続可能なまちづくりのあり方を紐解く。

 

【本件の概要】 

 京都におけるオーバーツーリズム問題をきっかけに、観光と地域社会の持続可能な関係について改めて考えます。 
 本記事では、龍谷大学政策学部・阿部大輔教授の分析をもとに、混雑やマナー違反といった表面的な課題の背後にある「住めないまち」化のリスクに着目し、観光と市民生活が共生するための制度設計のあり方を考察します。 
 龍谷大学では、Webサイトのメインコンテンツ「BEiNG」の最新号として「京都におけるオーバーツーリズム問題の本質。『混雑』や『マナー』以上のリスクとは」を公開しています。BEiNGは、2023年度の公式Webサイトリニューアルを機にトップページで展開しているメディアで、年4回更新し、英語版にも翻訳して掲載しています。 
 急速に変化する現代を見つめ、社会課題の本質に焦点を当てながら、多角的な視点で事象を掘り下げ、現代における自己の在り方(=Being)を問い直す新しいメディアです。「世の中が知りたい情報」と「龍谷大学が伝えたい情報」の交わるポイントに着目して、取り上げるテーマを選定しています。 
 


●記事の目次
1. オーバーツーリズムで「まちの新陳代謝」が低下する
2. 暮らしと観光の対立構造のなかで失われるもの
3. 「数の成長」を追う観光政策の弊害
4. 観光による地域再生を実現するための仕組みづくりとは

 

●記事の導入部分 ※Webサイトからの抜粋
 京都におけるオーバーツーリズム問題と聞いたとき、多くの人が思い浮かべるのは、バスの混雑やマナー違反といった目に見える現象だろう。メディアでも、そうした「迷惑」の側面が強調されて報じられがちだ。しかし、この問題の真の深刻さは、地価の高騰や地域コミュニティの変質によって、地域が「住めないまち」へと変容することにあると、龍谷大学の阿部大輔教授は指摘する。結果として起きるのは、子育て世代をはじめとする新しい世代の流出であり、市民が生活するための基盤の消失だ。

 

●監修者
阿部 大輔(あべ だいすけ)/ 龍谷大学政策学部・教授/博士(工学)
専攻は都市デザイン・都市計画。観光や再開発を通じて変わる都市の姿を読み解き、排除や格差を生む構造そのものに目を向ける。欧州と京都の事例を手がかりに、包摂的な都市政策の可能性を模索している。近著に『インクルーシブ・コミュニティ まちの包容力を高める都市政策の実践』(学芸出版社、2026)など。
 


 

〇関連URL
・教員紹介ページ
 https://www.policy.ryukoku.ac.jp/teacher/abe.html

 

 


問い合わせ先:龍谷大学 学長室(広報) 長谷川
Tel 075-645-7882 kouhou@ad.ryukoku.ac.jp