2026.08.19
政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクト2026年度第2フィールドワークを実施②【政策学部】
2026年7月25日〜26日、政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクトの2026年度第2フィールドワークに、学生18名と石倉研准教授、櫻井あかね実践型教育助手、西口高貴教育開発支援員が参加しました。
2026年度は「千草竹原班」「企業連携班」「水産資源班」「気候変動班」の4班に分かれて活動を進めています。
〈水産資源班〉
水産資源班の今年度のチーム目標は、魚の仕入れ方法や具体的な加工方法を確立し、試作を重ねながら商品開発につなげることです。
2日目の午前は、洲本市内にある2つの鮮魚店を訪問し、魚の仕入れ先やアラの活用についてヒアリング調査を行いました。最初の鮮魚店では、メインで扱う由良産の魚が高騰する中での仕入れ方法の工夫について聞き取りを行いました。魚のアラを味噌汁や炊き込みご飯に活用するなど、食品ロス削減に向けた取り組みについても伺いました。次に訪れた鮮魚店では、1日約10kg出るアラを畑の肥料や猫のごはんに活用したり、専門業者に回収してもらったりしていることなどを伺い、廃棄を減らす取り組みについて理解を深めました。
鮮魚店にてお話を伺う
2日目の午後は、由良湊神社の夏越祭に参加しました。夏越祭は厄年の男衆が神輿を担ぎ、沿道から大量の水を浴びせられながら町内を歩くという豪快な伝統行事です。地元の方々と一体となって迫力満点のお祭りを全力で楽しみ、由良という地域の持つ温かさと深い魅力に心から惹きつけられた素晴らしい時間となりました。
夏越祭の様子
沿道に水が入った大量のバケツ
〈気候変動班〉
気候変動班は、気候変動下でも持続可能に農業が行えるよう、地域の方々がどのような適応の工夫をされているのかを探究しています。
今回は岩見ライスセンターの岩見さんと、淡路島あめつち農園の塩田さんにお話を伺い、鮎原米の特徴や現場での具体的な取り組みなどについて学びました。岩見さんからは、高温耐性品種の課題や、既存の品種を工夫して育て続けるための技術的な試みなどについて教えていただきました。また、塩田さんからは、水田が持つ多面的機能や温室効果ガスの排出を抑えた環境配慮型の稲作について、実践的な知見を得ることができました。
今後は現場での生の声を参考に、持続可能な地域農業のあり方についてさらに探究を深めていきます。
(文責:政策学研究科修士2年 西口 高貴)
(文章作成協力:政策学部2年 近藤 紗和、政策学部4年 平野 雄大)