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2026.09.18

石原ゼミが鹿児島県南九州市「ふるさとミライカレッジ実証事業」に参加(2)【政策学部】

政策学部石原ゼミ交通プロジェクトの6名が、8月23日~28日の5泊6日の日程で、鹿児島県南九州市で行われた総務省主催の「ふるさとミライカレッジ実証事業」に参加しました。

西頴娃駅でのDIYワークショップ以外にも、南九州市内やJR指宿枕崎線沿線でフィールドワークを行いました。

【知覧特攻平和会館】
初日の8月23日には、知覧特攻平和会館を訪れ、知覧飛行場から沖縄への航空特攻作戦に出撃した若者たちの遺書や手紙、遺品などを見学しました。
「轟沈」「必殺」「瞬沈」といった勇ましい言葉が残されている一方で、「お母さん」と何度も呼びかける手紙など、家族を想う一人の若者としての等身大の言葉も数多く残されていました。
当時、家族や友人との貴重な連絡手段であった手紙も検閲の対象であり、見られることを前提として書かれていたことを知りました。残された言葉だけでなく、そこに「書くことのできなかった想い」にも目を向けながら、当時を生きた若者たちの心情を考えることの大切さを感じました。


【JR指宿枕崎線フィールドワーク】
8月27日には、JR指宿枕崎線に実際に乗車し、今回の活動拠点となった西頴娃駅をはじめとする沿線の駅巡りを行いました。
前日の26日まで駅舎改修に携わり、「つくる側」から見つめていた西頴娃駅に、今度は実際に列車で訪れることで、改修作業中とはまた違った、人々の移動や暮らしを支える「駅」としての姿を感じることができました。
沿線では、伊能忠敬が「天下の絶景」と絶賛したと伝わる番所鼻自然公園を訪れました。目の前に広がる東シナ海と開聞岳の景色は、実際に足を運んだからこそ感じられる迫力があり、特に印象に残っています。
また、松ケ浦駅は、鹿児島県の「第2回あなたが選ぶかごしま景観大賞」で大賞を受賞した駅です。ホームや列車、その先に開聞岳を望むことのできる景観はとても美しく、駅そのものが沿線の魅力の一つになっていることを実感しました。
そして、指宿枕崎線の終着駅・枕崎駅に降り立つと、鰹節を思わせる香りが漂っていたことも印象的でした。鰹節の生産が盛んな枕崎ならではの空気を、駅に降りた瞬間から感じることができました。
実際に列車に乗り、車窓から地域を眺め、それぞれの駅に降り立って歩くことで、景色だけでなく、その土地の香りや雰囲気まで含めて、指宿枕崎線と沿線地域それぞれの魅力に触れることができました。


今回のフィールドワークでは、知覧に残された歴史を知ったり、実際に鉄道に乗って地域を巡ることで、南九州市という地域を「歴史」と「交通」という異なる視点から見つめる貴重な機会となりました。
6日間を通して現地で見て、聞いて、考えたこと、そして現地で生まれた交流やつながりを、これからのゼミ活動にもつなげていきたいと思います。
なお、「ふるさとミライカレッジ実証事業」の南九州市でのフィールドワークは今後も続いていきます。
2026年11月には、改修した駅舎内でイベントを実施し、にぎわい拠点としての効果を検証します。
2027年2月には、地元の高校生と協議しながら西頴娃駅のあり方について関係者にプレゼンテーションを行う予定です。

※「ふるさとミライカレッジ」は、総務省が実施する事業で、今回の南九州市での取り組みには、龍谷大学政策学部石原ゼミ、呉工業高等専門学校、相模女子大学が参画しています。



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